阪神ジュベナイルフィリーズへ向けて2歳牝馬限定の京都1400mGⅢ戦。
勝ち馬にアストンマーチャン、ラインクラフト、スイープトウショウ、ピースオブワールド、プリモディーネらがおり、阪神JFだけではなく3歳牝馬3冠や古馬GⅠまで活躍馬が名を連ねている注目の1戦。
ファンタジーSの傾向 (過去5年の連対馬データから)
<実績>
最低ラインは2歳重賞らしく「未勝利勝ち」。
しかし、5頭は「OP2着以上」、「500万(りんどう賞)連対」3頭、「新馬勝ち」1頭。
しかも9頭は芝(中央)で4着以下が無い。
残りの1頭は「新馬勝ちの後に重賞で小倉2歳S5着とデイリー杯2歳S6着」と例外と言える。
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝ち」。
ただ、6頭は1400~1500mで連対しており、残りの4頭は「OP2着以上」と前述の「新馬勝ち後に重賞で5着と6着」と実績の裏付け?があった。
<コース>
「京都連対」があったのは4頭で、「GⅡ6着」が1頭。
他はすべて初出走で、あまり気にする必要は無いかと。
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」7頭、「差し」2頭。
ある程度前が有利かと。
<その他>
勝ち馬は過去5年でも、13回までさかのぼっても「関西馬」。
やはり繊細な牝馬だけに、輸送などが簡単には解決しないのかも。
ただ、関東馬も2着はある…実績次第かもしれないが。
3番人気までになった馬で3着に入れなかった馬は5頭で、キャリアが少なかった。
特に、4頭が1戦のキャリアで人気しながら敗れている。
過去5年ではラインクラフト1頭のみと、キャリア1戦馬は、見極めが重要になりそう。