中山2000mで行われる3歳GⅢ戦「京成杯」。
皐月賞と同じ条件という事もあり、連対馬からサンツェッペリンやシックスセンス、オースミブライトなどが本番でも2着している。さらに3着以内馬からはキングカメハメハ、イーグルカフェのNHKマイルC勝ち馬が出ており、出走馬次第ではかなり注目の1戦。
京成杯の傾向 (過去5年の連対馬データから)
<実績>
最低ラインは06年トウショウシロッコの「未勝利勝ち」。
ただ、この年は3番人気がすでに未勝利馬という少々メンバーが手薄だったと考えられる。
残り9頭が該当する「
500万勝ちかOP3着以上」を中心に考えるべきかと。
<距離>
全馬に共通するのは「
1800mか2000m連対」。
2000mはOPとGⅢに出走しただけシックスセンス以外の1800m連対馬は、2000mに経験が無かった。
すでに走っているのに、条件戦などで連対していないとマイナスかも。
<コース>
「中山連対」は3頭で「初出走」が6頭。
残り1頭も「中山GⅠ3着のみ」とコースで走れていた。
出走しているのに結果が出ていない馬は、あまりお奨めできない。
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」1頭、「差し」7頭、「追い込み」1頭。
差しが多いが、頭数が少ないケースが多く、真ん中あたりが有利に映る。
<その他>
コースの中山連対馬はいずれも距離が2000mとなっており、ある程度レベルが高くないと1600m連対からは厳しいのかも…。
連対10頭中7頭が関東馬と東が優勢。
関西馬の出走事態が少ないので、未勝利勝ち程度なのに関わらず人気になった時や、重賞でまったく通用しないような場合は危険。