阪神1400mで行われる古馬牝馬限定のGⅡ「阪神牝馬S」。
距離が短縮されてからは5回目。ヴィクトリアマイルへの前哨戦としての位置づけ。
阪神牝馬Sの傾向 (過去4年の連対馬データから)
<実績>
最低ラインは「1600万勝ち」。
8頭中2頭が該当し、1頭は「重賞初出走」でもう1頭は「重賞2戦」とあまり高い実績は求められないように感じる。
ただ、他の6頭には「重賞で複数3着以上」があり、こちらを中心に考えるほうが良さそう。
<距離>
全馬に「1400m以上連対」があった。
8頭中7頭に「1600m以上連対」があり、コチラを中心にみたい。
<コース>
8頭全馬に「阪神連対」があった。
繊細な牝馬だけに、コース経験と結果があった方が良い。
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」3頭、「差し」3頭、「追い込み」1頭。
開催時期や馬齢の違いなどもあってか、同じコースの同距離のフィリーズRと比べると、「前が有利」に感じる。頭数が10頭と少なかった年以外は、後ろ過ぎると厳しい。
<その他>
人気は比較的落ち着いており、1番人気は4頭中3頭が3着以内で、条件戦組からでも5番人気と大荒れは期待できなさそう。ただ、飛んだ1番人気は実績が低めで人気先行の感があった。2頭ほどが人気先行で、売れ過ぎれば…。