2月27日の阪神6Rで幸英明騎手が受けた降着・騎乗停止に関して、降着不服申し立てが棄却されたとの事。
うーん、少し納得いかず。
パトロールビデオを見ていると、外の馬が寄って来ているようです。
幸騎手の馬が間に入った時には、内の馬の内側にまだ余裕があり…
余裕 内の馬 幸騎手の馬 外の馬
だったのが、
内の馬 幸騎手の馬 外の馬
となっていました。
外の馬が寄って来ていなければ、
内の馬 幸騎手の馬
余裕 外の馬
となっていたのでは?
パトロールビデオを見て、明らかに該当馬が影響を及ぼしている場合は裁定に納得も行きますが、この映像を見る限りは、違和感を覚えます。
…
昨年のジャパンカップでもそうでしたが、「流れは関係無い」など、JRAならでは?のルールがあるようなので、それに則したカタチを崩す気は無いのでしょう。
「国際グレード化はしたけれど、国際的なルールにはしない」というのがJRAのスタンスだったようで、「なんであれで降着なんだ?」と海外から言われても、JRAは気にしないようです。
確かにJRAならではの良いルールもあるとは思いますが、「ファンが見ていて納得がいくかどうか」も大きなポイントではないかと。
どこぞの国技も、国営から民営化したトコロも、内輪だけの常識で失敗している部分が多いように感じるので、JRAもその辺りで、誰にでも分かりやすいルール導入や説明をしてほしいと思います。
もちろん、コチラもある程度勉強しないといけないとは思いますが…。
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今後の展開はどうなるのかわかりませんが、幸騎手にはレースでも頑張ってもらいたい。
邪なワタクシなどでしたら、そのルールを逆手にとって、反則ギリギリの行為で「ルール通りですけど何か?」とJRAに嫌味を言うと思いますが、
真面目な幸騎手はキッチリとした騎乗を見せてくれるに違いありません。
良い馬が幸騎手にまわること事を願っています。