東北・関東で大きな地震が起きました。
確認する事が難しい状況だと思われるので、被害は報道以上に大きいのではないかと。
被災された方は、区役所や市役所、学校などは色々な情報がある事が多いと思うので、一度行ってみるのも良いかもしれません。
今回の地震では津波が大きな被害をもたらしているので、その辺りは分かりかねますが、地震に遭った時の事を思い出します。死なずに済んだ事と、家が倒壊せず、中心地の方よりは被害も小さかったのが幸いしました。
その時に経験した事がいくつかあるので、「家がある程度無事だった」場合の参考までに。
まず、大きな地震の後にも、たびたびある「余震」…
また落ちてくる危険があるので、上から落ちた重いものは上に戻さず下に置いておく
→100キロや300キロのモノも、宙を飛んで凶器になるので、下に置いて壁などに固定出来れば…
余震も度重なると家が歪んで、初めは開いた襖(ふすま)やドアが開かなくなる事も…逃げ道を確保しておく
→寝て起きると、襖(ふすま)が開かず、窓を開けて2階から1階に降りる事に
他にも、さらなる地震に備えて、枕元に靴やコート、貴重品や避難用アイテムなどを置いていつでも避難可能にしておくなど。
一夜明けて…
水・電気・ガスが止まっていたので、まずは「水」の確保。
→水も途中で止まる可能性があるので、出ているうちにためておく。特にマンションなどの場合は、屋上などに貯水タンクがある場合は、残っている時は水が出ますが、電気で水を吸い上げている?タイプの場合は止まる可能性もあるとか…。ペットボトルが買える場合は買っておきたい。
→小学校などのプールから「トイレ用の水」がもらえたので、タンクやバケツ持って取りに行ったりしました。風呂に水を溜めるのも一つでしたが、まず「風呂が割れていない」かの確認を。
ガスや電気は、復旧時に危険がともなう事もあるので、ガスの元を切っておいたり、コンセントから抜いておいた方が良い場合も…。水も出ないと、閉まっているのかが分からず、全開にしていると…。
復旧で早かったのは「電気」だったので、調理用の電気プレートなどを出しておくのも一つでした。
ただ、今はオール電化の御宅も多いですし、アウトドア用の発電機、炭などを持っている方も多いので、それらも調理に使用できそうです。
電気が止まった冷蔵庫の中身をある程度保存する方法などもありますが、コレは我が家が常に冷蔵庫にしっかりモノを置いておくクセがあったようで、一般的ではないようなので、端折ります。
後は水や食料を買いに行くにも使えるので、車に「ガソリン」を入れておくのもひとつ。
車で少し走った程度、或いは数100m違うだけで、被害が少ない場合もあるので、「水」などの確保が出来る場合もあります。
家が無事な場合に、気を付けたいのは…「雨」
当時は瓦の屋根が多く、地震で剥がれ落ちていた部分が多かったので、「雨漏り」の危険が…濡れて脆くなると、余震のダメージで倒壊の危険も高まるかと。
我々の地域では、区役所でブルーシートを配布しており、二日後に降ると言われていた雨に備えて「ブルーシート」と「ビニールひも」、「砂を入れたレジ袋」で、屋根の保護を。
近所で長い「はしご」を持っていた方にお借りして、出来る人が他の家も…。
…
他にもたくさんあるとは思いますが、場所やケースによっては違うので、それぞれに対応した行動を考えてとられるのが一番だと思います。公共の機関からの情報をお聴き逃しなく。
最後に、余震や環境の変化など、肉体的にも精神的にも大きなストレスを感じられる事が多いと思います。非常に難しいとは思いますが、出来るだけ運動や音楽、遊び、明るい話などでリラックスしたりして、ストレスの発散に心がけていただきたい。当時から現在、そしてこれからも続く被災生活をこなしていくために、必要な事だと思っています。