桜花賞の傾向を考えてみましたが、GⅠという事もあって3着馬の傾向も調べてみます。
桜花賞3着の傾向 (過去5年の3着馬5頭のデータから) 11
【実績】
全馬に共通するのは「OP勝ち以上」。
「OP勝ち」までで「重賞不出走」のソーマジック、重賞1戦の「チューリップ賞3着」のエーシンリターンズを除く3頭には「重賞連対」があった。
10年に延ばしても「重賞不出走のOP勝ち」か「重賞連対」なので、この辺りがラインに違いないかと。
【距離】
全馬に共通するのは「1600m以上勝ち」。
10年に延ばしてもコレはクリアしており、余程の事が無い限りは例外としづらい。
【コース】
「阪神連対」は1頭、「初出走」2頭。
残りは「GⅠ6着のみ」と「GⅠ6着とGⅢ5着」。
ただ、後者は賞金が足りており、トライアルで脚質転換を図っての5着とも言われている。「GⅠ6着程度」ならセーフと考えるのが妥当かと。
【脚質】
「先行」2頭、「差し」3頭。
連対馬と比べて、極端な競馬をする馬はいない。
【その他】
前哨戦はチューリップ賞2頭、クイーンC2頭、アネモネS1頭。
着順は連対馬と比べると、同じかちょっと劣っている程度なので、状態がある程度よいと考えたい。
3着馬は5頭すべてが上がり3ハロンでも1着馬に敵(かな)わず、差し負けている。
「勝ち馬より前で競馬をしている」か、「切れる脚で劣っている」タイプが多い。決定力が劣るが器用なタイプなら3着はあるという事かも。
人気は11、5、5、7、5と上位人気がいない。
実績や上がり3ハロンを考えても、妥当と言えば妥当か。
「連勝」は4頭が該当しており、上位の証としては「大きな間違いではない」のでは?
3番カタマチボタンを除く4頭は11番から外枠だった。
連対馬同様に、外枠が良いように感じるが…。(追記)