秋のGⅠ第1弾。中山1200mで行われるGⅠ「スプリンターズステークス」。
海外からの参戦も増えてきましたが、判断が難しいので「日本馬だけ」を調べてみます。
スプリンターズSの傾向 (過去5年の日本連対馬8頭データから) 11
【実績】
最低ラインは「重賞勝ち+重賞2着」。
ただ、該当する08年のキンシャサノキセキは「重賞勝ち+GⅠ2着」で、他にも「GⅠ3着やGⅢ3着2回」など重賞で上位があった。
その他7頭はすべて「重賞2勝以上」しており、さらに2年ほど延ばしても同じ。
『
重賞2勝相当』は欲しい。
【距離】
全馬に共通するのは「
1400m以上連対」。
さらに「
1200mで勝利」もあり、1200m勝ちが無い馬が頻繁に通用する高松宮記念とは違いがあると考えています。
ただ、昨年不利を受けなければサンカルロが破っていた可能性もあるので、強気にはなれませんが…。
【コース】
「
中山連対」7頭、「
初出走」1頭。
少々延長すると「GⅠ2戦のみ」という馬がいるので、高いレベルでの敗戦はセーフと考えてよさそう。
ただ、数を走りながら下のクラスで結果が出ていないようなら危ない。
該当馬のほとんどが「阪神」でも連対があり、「直線の坂」をこなせるのが条件かと。
【脚質】※コレは外国馬を含む連対馬10頭から
「逃げ、途中逃げ」4頭、「先行」4頭、「差し」2頭。
差した2回は08年と10年のキンシャサノキセキで共に2着止まり。
かなり「
前有利」と考えたい。
【その他】
前哨戦は「セントウルS」3頭、「キーンランドC」2頭、「北九州記念」2頭、「高松宮記念」1頭。
休み明けでも通用しているが、2か月以内に出走がある方が多い。
「GⅠ連対馬」以外は「前哨戦で勝利」しており、「実績」か「勢い」のどちらかが無いと厳しいように感じる。
1番人気は3連対。
人気を裏切った2頭はデータ外の「実績」と「脚質」で少し過剰人気だったようにも感じられ…。
他は、2番人気が2連対、3番人気も2連対、6番人気が1連対、10番人気が2頭。
ある程度人気サイドが絡むので、大き過ぎる当りを狙いづらい…何か要素がほしい。