菊花賞や天皇賞(春)では、実績などが足りていなくても結果を出してくる馬が、ちょくちょく見受けられます。
特に好走の要因が分からない事があるのですが、そんな馬には血統表に長距離が得意な馬の名前が見られるワケで…。
それに、長距離への適性は体型や気性が影響していると考えており、それらは遺伝によって産駒や子孫に伝えられていると思うので、「血統」も重要なのではないかと。
なので、「長距離GⅠは血統が主張する」という考えになっています。
ただ…昔の日本の競馬とは違って、欧米などの競馬への対応というか国際化?の波が押し寄せてきており、いろいろな部分がかなり変わってきています。
マイル~中距離重視もその一つかと。
求められるモノが変わってきており、配合自体がそうなってきているので、血統表にも…。
以前と比べると長距離血統の影響はなくなっていきそうですが、出来る限りやっていきます。
…
まずは、
「長距離GⅠで実際に連対した馬」…①
「産駒が長距離GⅠで連対した種牡馬」…②
(ただし母系のプラスが考えられる場合はコレに該当しない)
「実際に連対した馬の血統によく入っている種牡馬」…③
を探す。
「父」か「母の父」のどちらかに①か②が入っている
とクリア。
次に、
「父の父」は「母の母の父」に①、②、③があればプラス。
逆に短めの血統が入っているとマイナス。
過去5年では…
サンデーサイレンス
ブライアンズタイム
トニービン
ダンスインザダーク
スペシャルウィーク
ジャングルポケット
ホワイトマズル
辺りが①や②に該当。
…
もちろん、「血統だけ」で走るモノでもないと考えているので、あくまで「プラス要素」と考える程度に。