中山1600mで行われる古馬ハンデGⅢ「ダービー卿チャンレジトロフィー」。
昨年は震災の影響で阪神開催だった。
ダービー卿CTの傾向 (中山開催の過去5回の連対馬データから) 2012
<実績>
最低ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは、重賞が「07ラジオNIKKEI杯5着と08京成杯7着」の09年のマイネルファルケと「07スワンS3着や06NHKマイルC5着など」のドラゴンウェルズ。
次点の「OP勝ち」も「10中山記念3着、07スプリングS4着など」のショウワモダンなので、『
重賞5着程度』は必要と考えたい。
残り7頭が「重賞連対」なので、コチラが中心になるとは思うが…。
<距離>
全馬に共通するのは「1600m以上連対」。
1800m以上が「1600万11着のみ」のドラゴンウェルズと「3戦して優駿牝馬競走中止、それ以来の秋華賞17着、ダートのクイーン賞13着」のコイウタ以外の8頭には『1800m以上連対』があった。
数を走っているのなら、少し長めで結果が出ている方が良い。
<コース>
「中山連対」10頭。
トリッキーなコースで、直線の急坂もあるので、走れているに越したことはない。
ただ、7年前には「ホープフルS6着、ターコイズS5着、04中山牝馬S5着と05中山牝馬S14着」のチアズメッセージがいるので、その辺りの余地は残しておきたい。
<脚質>
「逃げ」2頭、「先行」5頭、「差し」3頭。
先頭の1000mの通過は、60.3、58.7、59.6、57.7、58.1で、コース形態もあって「前有利」だが、もちろんペースが速いと差しも決まる。
<その他>
ハンデは53~57キロで平均55.6キロ。中央値は56キロ。
ココ5年は「トップハンデは3着も無い」。
7年前にはGⅠ馬ダイワメジャーが57.5キロで勝っているが、馬場も悪くなっており、厳しいと考える。
1番人気が1連対、3番人気1連対と上位人気が苦戦中(3着までも同じで)。
残りは4番人気2連対、7番人気3連対、9番人気2連対、11番人気1連対と荒れ気味。
3着も5頭中4頭が二桁人気で3連複も堅く収まっていない。
近走は「10月末辺りにOP以上で3着(4戦以内?)」か「前走条件戦勝利」があればセーフのようで…。
休み明けでない限りはある程度は走れている方が良さそう…。
6頭は、前走が「東風S2~13着(3着、2着、2着、13着、3着、2着)」と相性が良い。