京都1600mで行われる古馬GⅡ「マイラーズカップ」。
11年までは1週前に阪神最終週に行われていたが、昨年からアンタレスSと入れ替わるカタチで京都開催に。安田記念の前哨戦だが、マイルCSと同じコースというのが…。
京都開催になってからは2回目なので、阪神開催時の4年分、マイルCS5年分も載せておきます。
マイラーズCの傾向? (過去1年の連対馬データを中心に) 2013
<実績>
昨年は「重賞17戦して2勝(GⅡ含む)2着3回など」のシルポートが1着、「重賞3戦して京都金杯2着など」のダノンシャークが2着、「重賞15戦してアーリントンC1着、東京新聞杯2着など」のコスモセンサーが3着。
阪神開催時は…
最低連対ラインは「OP2着」で、該当するのはクレバートウショウで「重賞は小倉大賞典10着のみ」。次点は「重賞2着」だが「フィリーズR8着、愛知杯2着、中山牝馬S4着」のニシノマナムスメ。
それ以外には「重賞複数連対」があった。
ちなみに京都1600mのマイルCSも8頭が『重賞複数連対』があった。残りは「重賞5戦して2着1回」のマイネルファルケと「重賞1戦1勝」のダノンヨーヨー。出走が少ないか展開次第ではセーフとみたい。
<距離>
昨年は「1400~1800m連対(1800m勝ち)」、「1600~1800m連対(1800m勝ち)」、「1400~1600連対(1600m勝ち)」だった。
コースが違う阪神の4回は全馬に共通するのは「1800m以上連対」。
マイルCSは「1600m以上連対」。ただ、1800m以上が「スプリングS4着と毎日王冠6着」のグランプリボスと「東京優駿15着のみ」のエーシンフォワード以外の8頭に「1800m以上連対」があった。長く見ても「1600m連対でディセンバーS4着と中山記念9着」」のデュランダルなので、やはり数が少ないならセーフ。
<コース>
昨年は「京都勝ち」が3頭。「京都1戦1勝」のコスモセンサー以外は「京都重賞連対や京都複数連対」があった。
マイルCSでは「GⅡ8着とGⅠ8着」のフィフスペトル、「初出走」のマイネルファルケ以外は「京都連対」。もう少し延ばすと「秋華賞4着のみ」や「マイルCS10着のみ」のデュランダルがいる。
<脚質>
昨年は1000mが57.5(稍重)だったが、「逃げ」、「差し」、「先行」で決まった。
開幕という事で前が粘ったが、ある程度広い競馬場なので差しも決まるか…。
11月なので馬場が違うが、マイルCSは「逃げ」1頭、「先行」2頭、「差し」6頭、「追いこみ」1頭。
<その他>
人気は3番人気、6番人気、7番人気だった。
阪神開催の4年では1番人気2連対、3番人気2連対、6番人気、7番人気、8番人気、14番人気。
休み明けや使ってきたレースの違いなどもあって、少し荒れる?
マイルCSは1番人気が4連対、4番人気2連対、5番人気、11番人気、13番人気、14番人気で1番人気がある程度強かった。
前走は「中山記念2着」、「東京新聞杯5着」、「東京新聞杯2着」。
3頭ともレースを使ってきていた。
阪神開催時には、数頭は「3か月ほどの休み明け」で連対している。
暖かくなってきており、休み明けでもやれる馬もいるかと。
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