GⅠですので、宝塚記念の3着馬もチェックしておきます(10年で考える時は06年の京都開催は除いておきます)。
宝塚記念3着の傾向 (過去5年の3着馬データを中心に) 2013
【実績】
最低連対ラインは「GⅡ勝ち+GⅢ2着+GⅢ2着」。
該当するのはショウナンマイティ。次点は「GⅡ勝ち+GⅢ勝ち+GⅡ2着」でアーネストリー。
残り3頭は「GⅡ以上勝利+GⅡ以上連対+GⅢ以上勝利」。
連対と比べると少し劣っていても良さそう。
GⅠは「菊花賞のみ」のショウナンマイティと「GⅠ初出走」のアーネストリー以外は「GⅠ連対」があった。
5年延ばすと02年に「3歳でOP勝ち、東スポ杯2歳S13着、スプリングS6着のみ」のローエングリン以外は「GⅡ勝ち+GⅠ連対+GⅡ以上連対」なので、GⅠを含めて高い実績があった。
【距離】
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。
2000mまでだったのは「2200m以上が青葉賞5着、神戸新聞杯4着、菊花賞8着」のショウナンマイティのみ。
4頭には「2400m以上で勝利」があった。
5年延ばしても「2200m勝利で、2400m以上初」のローエングリン以外に「2400m以上勝利」があった。
連対馬も少ないが2000mでも上位があるので、あまり差はないかと。
【コース】
「阪神勝利」5頭。
10年でも「阪神勝利」ばかりなので、走っているなら結果が欲しい。
【脚質】
「先行」2頭、「差し」2頭、「追い込み」1頭。
5年延ばすと「逃げ」1頭、「先行」2頭、「差し」2頭。
10年中7回は上がりで3着馬は勝ち馬に負けており、位置取りが後ろでも上がりで負けており、力不足という印象も…。
【前哨戦】
「金鯱賞」1着と7着、「天皇賞(春)2着」、「安田記念2着」、「鳴尾記念2着」。
08年のインティライミ以外は「連対」だが、ダイワスカーレットの離脱など、出走メンバーの手薄感もあり、出来れば連対している方がいい。
5年延ばすと「天皇賞(春)13着」のリンカーン以外は「勝利」していた。ちなみに4頭中、02年の3歳馬ローエングリンは「駒草賞(OP)1着」以外は「GⅡかGⅠ勝利」。
【その他】
人気は6、3、3、1、11、4、2、3、4、3番人気。
大きく荒れたはのは08年のインティライミだが、前述の通りやや怪しい雰囲気もあった。
それを除くと6番人気以内と、回避馬が出る影響もあって、あまり大きな荒れはないかと。
「上がり3ハロン」は10年でも「最速」がいない。
「3番手以内」は7頭だが「2番手止まり」で、前述のように上がりで勝ち馬に負けているケースが多いだけに、脚で負けている感は否めない。
7頭が「阪神重賞連対」。
残り3頭が「阪神重賞初出走」だったので、連対馬同様に「阪神」の「レベルの高い重賞」で結果が出ているのは良い。
有馬記念やジャパンカップ、東京優駿(日本ダービー)連対馬などが多く、「実績の高さ」と「距離の長さ」が感じられる。
それでいて3着という事なので、『連対』は「距離適性」や「状態」を重視した方がいい。
馬番は2、4、2、11、1、5、6、8、16、1番。
連対馬は真ん中が多かったが、3着馬は内目が多いかと。
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