阪神2000mで行われる古馬牝馬のハンデGⅢ「マーメイドステークス」。
06年の阪神改修時の京都開催からハンデ戦に。それ以前は別定戦…。阪神2000mのハンデ戦になってからは9回目だが、07~10年までは開幕週、11年と12年は3週目(2週+1週も)、13年と14年は2週目で今年も2週目。
マーメイドSの傾向 (阪神ハンデ戦になった過去8年の連対馬データから) 2015
<実績>
最低連対ラインは「500万勝ち」。
1000万以上が…
「1000万7戦して5着」のトーホウシャイン
次点は「1000万勝ち」。
「1600万出走無し、OPはエルフィンS3着のみ、重賞は優駿牝馬14着とエリザベス女王杯14着」のグルヴェイグ
「1600万以上初出走」のクリスマスキャロルとコスモバルバラ
次々点は「1600万連対」。
1600万2着は…
「OPはスイートピーS9着、重賞はエリザベス女王杯9着」のディアデラマドレ
1600万1着は…
「OPはメイS3着のみ、重賞は秋華賞4着、中山牝馬S8着、福島牝馬S7着」のブライティアパルス
「OPはアイルランドT4着のみ、重賞は6戦して朝日CC5着、マーメイドS7着など」のコスモプラチナ
「OP以上はキャリア2戦目の紫苑S8着のみ」のニシノブルームーン
「OP3戦4着2回と11着、重賞6戦して愛知杯4着やフラワーC6着など」のピースオブラヴ
「OP出走無し、阪神JF18着とクイーンS7着」のディアチャンス
残り6頭は「重賞連対」。
ハンデ戦という事もあり、実績が低くても連対がある。
<距離>
全馬に共通するのは「1600m以上勝利」。
ただ、1600mまでだったのは、1800m以上が…
「優駿牝馬4着、ローズS6着、秋華賞8着、府中牝馬S5着、メイS6着」のマルセリーナ
さすがに優駿牝馬4着があるだけにこなせてもおかしくなかった。
次点は「1800m」。
2000m以上が…
「秋華賞4着のみ」のブライティアパルス
「エリザベス女王杯9着のみ」のディアデラマドレ
「愛知杯4着と新潟大賞典15着」のピースオブラヴ
「2000mの500万6着のみ」のディアチャンス
残り11頭は「重賞連対」。
<コース>
「東京連対」11頭。
残りは…
「1000万5着のみ」のコスモバルバラ
「マーメイドS6着のみ」のセラフィックロンプ
「500万3着のみ」のニシノブルームーン
「1000万5着と9着」のピースオブラヴ
「阪神JF18着と1600万3着」のディアチャンス
<脚質>
「逃げ」4頭、「先行」5頭、「差し」6頭、「追い込み」1頭。
1000mは60.3、60.6、59.7、61.2、59.9、60.3、61.1(重)、58.0で、あまり速くならない。
開幕週時代に3連対で今年は2週目だが、8年で4連対の「逃げ」は優秀かと。
<その他>
「人気」は1番人気2連対、2番人気2連対、3番人気1連対。
7番人気が3連対、10番人気2連対で、残りは4、5、9、12、13、14番人気。
別定の頃は堅めだったが、ハンデ戦になってから上位人気同士では決まっていない。
3着は2、1、10、13、4、2、5、6番人気。
「上がり3ハロン3番手以内」は8年で11頭。
前が多い割には該当している。
先行勢でもいい脚が使えるタイプもいる。
ハンデは48~56キロで平均は約52.88キロ。中央値は53キロ。
牝馬同士だが牡馬とは-2キロなのを、おぼえておきたい。
実績が低くても通用しており、軽ハンデの馬も侮れない。
トップハンデは56~57キロで8年でのべ11頭。
56キロか56.5キロで1着1回、2着1回、3着2回の4頭が馬券圏内。
「鞍上」は8年で「藤岡康太」騎手の2連対がトップ。
他はバラバラで、ハンデ戦で50キロ以下の軽量馬絡むという事もあって若手騎手の名前が多い。
「年齢」は「5歳」の9連対がトップ。
「6歳」の5連対、「4歳」2連対が続く。
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