2015年7月13日(月)は『SELECT SALE2015(セレクトセール2015)』の初日。
1歳馬の競り(セリ)が行われました(当歳は「
セレクトセール2015二日目」。
金額だけで走るわけではないですが、毎年恒例なので落札上位馬を見てみます。
トップは牡馬で『ジョコンダⅡの2014』で、2億3500万円。
父ディープインパクト。母は愛国産で愛2勝。母の父Rossini。半姉に愛国でラウンドタワーS勝ちのライトニングパール(父Marjyu)、半兄に現3歳の弥生賞や東スポ杯2歳S勝ちで、東京優駿3着のサトノクラウン(父Marju)がいる。
立ち姿の写真はまずまず気に入っていたので注目していましたが最高値でした。上を持っていたオーナーが落札しており、似た雰囲気があったのか…。
今年は2番手が2頭おり、2億3000万円。
1頭目は牡馬『ラッシュラッシーズの2014』。
父ディープインパクトで、母は英国産で、愛メイトロンS、コロネーションSやヨークシャーオークス勝ちなど。母の父がGalileo。
好みの立ち姿だったので注目していました。後少し変わってくれると来年指名しそう…。落札したのはディープインパクトのオーナーのようで。
もう1頭の2番手は牡馬『シャンパンドーロの2014』。
父はTapit。母はエイコーンSやテストSなど北米GⅠ勝ちなど。おじにベルモントS勝ちのルーラー『オン』アイスがいる。母の父Medaglia d’Oro。
コチラも先ほどと同じオーナーが落札。バランスはいいと感じましたが、海外馬のTapit産駒はどういうタイプがいいのか分からず。
4番手は牡馬で『キングスバローズの2014』で1億9500万円。
ディープインパクト産駒。母はNZ産で母の父Redoute's Choice。NZ3歳牝馬チャンピオンで、CJCニュージーランド1000ギニー(GⅠ)勝ちなど。
スラっとした立ち姿で、いい雰囲気。コレは最高値を落札したオーナーが落札。
5番手は牡馬の『サラフィナの2014』で1億6000万円。
ディープインパクト産駒。母は仏産で全欧3歳牝馬チャンピオン。仏オークス、サンクルー大賞典、サンタラリ賞勝ちなど。本馬が初仔。母の父Refuse to Bendo。
立ち姿はかなり良い印象。2歳時にさらに良くなってもらいたい。落札した方は「武豊騎手で凱旋門賞を勝てたら」との事らしい。
6番手は牝馬で『コケレールの2014』で1億3500万円。
ディープインパクト産駒。母は愛国産でサンタラリ賞1着など。母の父はZamindar。
立ち姿は良さそうで脚が長く見える。コレも先ほどと同じ方のようで「武豊騎手で凱旋門賞を…」との事。3歳牝馬で出走するのは有利に感じるが、2頭出しの場合は…ヤネどうする?
7番手は牡馬で『コンテスティッドの2014』で1億1000万円。
父はディープインパクト。母は米国産で、テストS、エイコーンS勝ち。本馬が初仔。母の父はGhostzapper。
毛色もあってかがっちりしたタイプに映る。最高値と4番手を落したオーナーが落札。
8番手は牡馬『トリプレックスの2014』で1億500万円。
キングカメハメハ産駒。母の父サンデーサイレンス。祖母は加国産で、北米14勝。おばに加年度代表馬アリワウがいる。
父の産駒らしい印象。ダイワ〇〇になるのか?
9番手は9800万円で、牡馬『イマーキュレイトキャットの2014』。
ディープインパクト産駒で母の父Stom Cat。配合的な部分も大きいか…。祖母は未出走。曾祖母に全欧古馬チャンピオンのミエスク。その産駒にキングマンボやイーストオブザムーンがいる。
立ち姿は悪くないが好みでは無かった。コチラはダノン〇〇か。
10番手は牡馬『ヒルダズパッションの2014』で9400万円。
ハーツクライ産駒。母は米国産で、バレリーナS勝ち。母の父Canadian Frontier。
立ち姿は父の産駒らしさを持っているかと。落札したのは横文字でAgentとあるのでよく分からず…。
…
2010年のセレクトセールでは1260万円(税込み)だったジャスタウェイは海外GⅠも制覇。金額だけではわからない部分もありますので、詳しくは「日本競走馬協会(JRHA)」のWebページからご覧ください。
さて、明日は当歳馬。数か月でガラッと変わるので、見た感じだけでは難しく、より血統が判断基準になりそうです。