小倉2000mで行われるハンデGⅢ「小倉記念」。
12年~14年は2回4日目、11年は4回2日目、10年は1回6日目、06~09年は2回6日目。05年は3回2日目で行われていた。
小倉記念の傾向 (過去10年の連対馬データから) 2015
<実績>
最低ラインは「1000万勝ち」。
該当するのは…
「1600万不出走、OP3戦3着など、重賞はきさらぎ賞12着と京都新聞杯10着」のワンモアチャッター
次点は「1600万勝ち」。
「OP出走なし、重賞4戦中日新聞杯4着、中山金杯5着など」のエクスペディション
「OPは大阪ハンブルグC5着のみ、重賞は5戦ダイヤモンドS3着や弥生賞4着など」のキタサンアミーゴ
「OP2戦3着と4着、重賞6戦京都大賞典4着やアルゼンチン共和国杯4着や5着など」のダンスアジョイ
「OP以上出走無し」のダンシングロウ
「OP出走無し、重賞6戦で小倉記念3着や金鯱賞5着など」のニホンピロキース
次々点は「OP連対」。
「OP2着、重賞がデイリー杯2歳S3着ときさらぎ賞5着」のメイショウナルト
「OP1着、重賞10戦して富士S3着や七夕賞3着など」のバトルバニヤン
「OP1着、重賞7戦して七夕賞3着など」のホッコーパドゥシャ
残り11頭は「重賞連対」。
重賞に出走が無かったダンシングロウと重賞が3歳の2戦だったワンモアチャッター以外には『
重賞4着以内』があり、ひとまずコレをチェックしたい。
<距離>
全馬に共通するのは「1800m以上勝利」。
ただ、1800mまでだったラブリーデイは3歳で2000m以上が「皐月賞15着と東京優駿7着」。
それ以外は「2000m以上連対」、「七夕賞2着で、セントライト記念2着や菊花賞3着など」のトーセンラー以外は「2000m以上勝利」があった。
<コース>
「小倉連対」12頭、「初出走」7頭。
残りは「北九州記念(1800m時)5着のみ」のヴィータローザ。
小回りで直線が短いので、コーナーが苦手なタイプは危い。
小倉で連対が無かった馬では「菊花賞5着のみ」のドリームジャーニー以外に「京都連対」があった。直線が平坦で芝が軽めでやれているのがいいのかも…。
<脚質>
「先行」4頭、「マクリ差し」7頭、「差し」9頭。
1000mは60.0(稍重)、58.0(稍重)、59.0、57.1、58.6、59.2、59.3、59.6、59.0、58.4。
直線は短いのでマクって行く馬が多いが、ペースの速さもあってか差しも決まっており、かなり後方からも3コーナーまでに進出して上がっていれば可能性はある。
<その他>
1番人気は4連対、2番人気2連対、3番人気3連対。
4番人気3連対、6番人気2連対、7番人気2連対で、残りは5、9、15、16番人気。
上位人気2頭で決まったのは10年で3回だが、二桁人気も絡んでおり、荒れる時もある。
3着は2、1、9、8、1、9、11、10、9、3番人気。
「上がり3ハロン3番手以内」は18頭。
直線が短いコースながら差しも決まっているのだが、該当しない09年2頭が「差し」という他のレースとは少々「毛色」が違っている。
残り600mで勝負が決まるともいえ、そこまでにどの位置取りになるかがポイントか。
ハンデは53~58.5キロで平均55.5キロ。中央値も55.5キロ。
トップハンデは57~59.5キロで、のべ13頭で馬券圏内7頭(3連対3着4頭)。
57、58.5キロで1着1頭、57キロが2着1頭、3着は58キロ2頭、57.5キロ1頭、57キロ1頭。
「鞍上」は10年で「武豊」騎手と「川田将雅」騎手の3連対がトップ。
「和田竜二」騎手と「浜中俊」騎手の2連対が続く。
複数連対している場合は人気が1~5番人気なので、騎手だけで選ぶのは危いか。
「年齢」は10年で『5歳』の8連対がトップ。
「4歳」4連対、「6歳」4連対、「7歳」2連対、「3歳」1連対「8歳」1連対。
5歳が抜けており、高齢馬や3歳も絡む。
性別は「牡馬(せん馬)18:牝馬2」。
暑い時期は牝馬が有利と言われるが、2000mの距離や先週にクイーンSがある影響もあってか少ない。
牡馬が中心。
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