GⅠという事で過去10年の連対馬をチェックした「
エリザベス女王杯の傾向 2015」に続いて、エリザベス女王杯3着馬も見ておきます。
エリザベス女王杯3着の傾向 (過去10年の3着馬データから) 2015
【実績】
最低連対ラインは「1000万勝ち」。
該当するのは
「1600万以上出走なし」のピクシープリンセス
8戦3勝で前走が京都2400mの1000万で0.7秒差をつけての勝利だった。
次点は「1600万勝ち」。
「OPが忘れな草賞4着、白百合S7着、重賞は秋華賞3着、福島牝馬S4着、ヴィクトリアマイル10着、マーメイドS3着、府中牝馬S7着」のアロマティコ
共にココ3年の話で、共に5番人気と出走メンバーの手薄感も影響したかと…。
残り8頭は「重賞複数連対」。
GⅠは「GⅠ連対」6頭、「GⅠ3着」2頭、「GⅠ出走なし」1頭、「エリザベス女王杯9着のみ」1頭。
・3着の方が実績が高いという事も多いので、展開一つで逆転は考えられる。
【距離】
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。
ただ、2000mまでなのは…
「エリザベス女王杯9着のみ」のディアデラマドレ
「2200m以上出走なし」のアロマティコ
「優駿牝馬3着とオールカマー3着」のディアデラノビア
残り7頭には「2200m以上連対」。
内6頭は「2400m以上連対」。
・1600mや1800mでよかった連対馬と比べると長い距離で結果がでている馬が多い。
【コース】
「京都連対」10頭。
・連対馬は「GⅠ2戦以下でセーフ」がいたが、3着はすべて「京都連対」があった。
【脚質】
「先行」2頭、「差し」6頭、「追い込み」2頭。
・連対馬よりも後ろからの競馬で「届かず…」が目につく。
【前哨戦】
「秋華賞1着と3着(降着)」2頭、「府中牝馬S(1、7、14、3、3着)」5頭、「1000万1着」1頭、「天皇賞(秋)17着」1頭、「スワンS4着」1頭。
・連対馬と比べると大きく崩れているケースでも巻き返しはある。
【その他】
「人気」は6、5、5、4、1、1、2、2、4、4番人気。
09年を除いて「7番人気以内の連対馬」に対して「5番人気以下」と少し人気している。
連対馬と併せて考えると「1番人気」7頭、「2番人気」7頭、「4番人気」5頭が強い。
「3番人気が2頭と馬券的には苦戦気味…」というのも憶えておきたい。
「上がり3ハロン3番手内」は10年で8頭。
該当しなかったのはアパパネの2年連続のみ。
連対馬と比べると、該当しない馬も多く、上がりの割に3着という事になる…。
年齢は10年で「4歳」6頭、「3歳」2頭、「5歳」1頭、「6歳」1頭。
連対馬の3歳の多さと比べると、ココでは4歳が多い。
馬券圏内でみると「3歳」と「4歳」と「5歳」が中心で、「6歳」が追うカタチ…。
鞍上では「蛯名正義」騎手のアパパネで2回がトップ。
他は重複がないが、「池添謙一」騎手や「岩田康誠」騎手が複数連対に次いで3着。
やはり馬次第か…。
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