京都1200mで行われる古馬ハンデGⅢ「シルクロードステークス」。
96年にGⅢ昇格、00年に2月2週目辺りに移行、02年にハンデ戦に、11年に東京新聞杯と入れ替えで2回1週目土曜開催に。13年以降は日曜開催に戻る。
この週からBコース。
シルクロードSの傾向 (過去10年の連対馬データから) 2016
<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。
該当するのはOP以上が…
「スワンS4着と阪神C5着」のショウナンカザン
「テレビ愛知OP7着、小倉2歳S12着」のアーバンストリート
「阪神C13着のみ」のソルジャーズソング
次点「OP連対」。
「OP勝ち、重賞初出走」のレディオブオペラ
「OP勝ち、ファルコンS15着、NHKマイルC18着、京阪杯11着」のエーシンダックマン
「OP2着、重賞出走無し」のエムオーウィナー
「OP2着、アーリントンC8着とクリスタルC6着」のマイネルアルビオン
残り13頭は「重賞連対」。
<距離>
全馬に共通するのは「1200m勝ち」。
17頭には「1400m以上連対」があったが、平坦なコースで1200m戦はレース数も多いので、あまり気にしない方がいいかと。
ちなみに残り3頭は1400m以上は「1400mがダート500万11、9着、芝500万17着」と「芝は1400mの1600万で9、4、6着」と「1400mの1600万9着」。
<コース>
「京都連対」15頭。
残りは…
「紅梅S8着とエルフィンS6着」のストレイトガール
「スワンS3着とマイルCS9着」のジョーカプチーノ
「オーストラリアT6着とスワンS4着」のアーバニティ
「京阪杯8着のみ」のアルティマトゥーレ
「スワンS4着のみ」のショウナンカザン
「OP以上2戦以下」か「1400m以下1戦、あるいは1400mGⅡ掲示板」がラインか。
<脚質>
「逃げ」3頭、「先行」8頭、「差し」8頭、「追い込み」1頭。
600mは33.9、34.1、35.0、34.1、34.8、34.4、33.6、33.7、33.5、34.4。
馬場や出走馬にもよるだろうが、34.1~34.4の辺りで「逃げ」が残っている。
<その他>
1番人気3連対、2番人気4連対、3番人気4連対。
4番人気3連対、7番人気3連対で、残りは6、11、14番人気。
「5番人気」が連対では鬼門?だが、「1~7番人気」が多い。
3着は12、13、11、16、4、6、4、5、4番人気で、ココ4年は連対が堅いが3着は人気薄。
3連複や3連単なら人気薄を狙うのもアリ。
ハンデは連対馬10年で54~59キロで平均55.95キロ。中央値は56キロ。
他のハンデ戦と比べると「距離の短さ」もあってか、重めでやれている。
ちなみに3着は53~56キロの平均54.5キロで、中央値も54キロ。
トップハンデは57~59キロで、延べ14頭中58か59キロが3連対と重めでも「やれている」。
ココ4年が連対馬のハンデが重くなっており、開催が早まった影響もある…。
「上位人気の30頭中10頭が二桁着順」。
他の重賞と比べると「人気の割に大敗する」事があるので、アテにし過ぎない方がいい。
「上がり3ハロン3番手以内」は20頭中12頭。
先行勢の数を考えると多いが、重賞としては少ない。
距離もあって、ある程度の位置につけているとあまり上がりは速くならない。
「鞍上」は現役で…
「岩田康誠」騎手、「川田将雅」騎手、「福永祐一」騎手らが2連対ずつ。
ハンデ戦という事もあってか、あまり抜けた騎手はいない。
「年齢」は…
「5歳」8連対3着3回
「6歳」8連対3着3回
「4歳」3連対3着1回
「7歳」1連対3着1回
「8歳」3着2回
距離もあってか「明け4歳よりも5、6歳」が多い。
ちなみに「牝馬」は30頭中7頭。
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