※2017年版は「
アネモネSの傾向 2017」で。
重賞ではないですが、桜花賞トライアルなのでチェックしておきます。
2着までに優先出走権が与えられる。99年までは阪神1400mで行われており、上位馬から本番で絡む馬が出ていた。中山になってからは02年の8着アローキャリーが勝ったが、阪神ジュベナイルF2着馬だった。関連が薄れている感は否めない…。
※2011年は震災の影響で中止となっています。
アネモネSの傾向 (11年を除く過去10回の連対馬データから) 2016
<実績>
最低連対ラインは「新馬・未勝利勝ち」。
該当するのは…
「新馬1着、アルテミスS16着、赤松賞4着、フェアリーS5着、クイーンC5着」のメイショウメイゲツ
「新馬2着、未勝利6、3、1着、菜の花賞3着、500万4着」のペイシャフェリス
「新馬3着、未勝利1着、アルテミスS15着、菜の花賞3着、クイーンC3着」のジーニマジック
「新馬7着、未勝利2着、1着」のツーデイズノーチス
「新馬1着、さざんかS3着、500万3着」のフローラルカーヴ
「新馬5着、未勝利1着、フェアリーS12着、ジュニアC9着、若竹賞7着、きんせんか賞3着」のマイネルコンテッサ
共通するのは「500万3着」か「未勝利勝ち直後」。
次点は「500万連対」。
「500万2着、アルテミスS10着、フェアリーS3着」のテンダリーヴォイス
「500万2着、アルテミスS3着、エルフィンS8着」のニシノミチシルベ
「500万勝ち、OP以上出走無し」のパララサルー、ソーマジック、エミーズスマイル
「500万勝ち、クイーンC7着」のギンザボナンザ
「500万2着、クローバー賞7着」のアンプレショニスト
ココでは「OP1戦以下かGⅢ3着」。
残り7頭は「重賞連対」。
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。
1200mまでだったのは…
「1400m以上出走無し」のペニーホイッスル
のみ
1200mの新馬1着、フェアリーS(1200m時)2着、菜の花賞(OPで1200m時)2着という成績だった。
次点?の「1400m」までは…
1600m以上が…
「アルテミスS16着、赤松賞4着、フェアリーS5着、クイーンC5着」のメイショウメイゲツ
「赤松賞4着とひいらぎ賞11着」のアンプレショニスト
「出走無し」のソーマジック
「1600万500万3着のみ」のフローラルカーヴ
「1600m新馬5着、ジュニアC9着、若竹賞7着、きんせんか賞3着」のマイネコンテッサ
残り14頭は「1600m以上連対」。
<コース>
「中山連対」10頭、「初出走(ダート除く)」4頭。
残りは…
「GⅢ3着のみ」のテンダリーヴォイス
「GⅢ5着のみ」のメイショウメイゲツ
「500万3着のみ」のペイシャフェリス
「新馬3着と500万3着」のジーニマジック
「500万11着のみ」のアンプレショニスト
「GⅢ12着、OP9着、500万7着と3着」のマイネコンテッサ
1戦か3着なら出走があってもセーフ。
<脚質>
「逃げ」2頭、「先行」7頭、「マクり差し、差し」11頭。
1000mは61.3、60.2、58.9、61.4(不良)、59.5、60.1(不良)、59.3(稍重)、60.9、59.5、59.4で、それほど速くはならないし、直線も長くない割に「後ろからも届いている」。
3週目に入っており、馬場状態の確認が必須か。
<その他>
2011年の中止を除いた10回分で
1番人気は5連対、2番人気5連対、3番人気3連対。
7番人気2連対で、残りは4、5、6、9、10番人気。
実績の割にある程度の人気で決まっており、それほど大きな荒れは馬連ではない。
「上がり3ハロン3番手以内」は10回で13頭。
後方から通用する分に加えて、「マクリ」の多さもあって該当している馬が多い。
10回中勝ち馬は9頭が該当しており、まずは良い脚が使えるタイプを狙いたい。ただ、「2番手」や「3番手」が多いので、じっくり溜めればいいというワケでもない。
「鞍上」は「戸崎圭太」騎手、「北村宏司」騎手、「柴田善臣」騎手、「内田博幸」騎手、「松岡正海」騎手、「田中勝春」騎手らが2連対。
たまに若手も絡むが、ある程度関東の有力な騎手は決まっているようで…。ただ、他に有力馬がいる影響もあってか03年まで戻らないと「蛯名正義」騎手の名は見当たらない。
所属は20頭中19頭は「関東」。
残り1頭は「地方」で、「関西」が苦戦している。
関西馬も10回で3着が4回あり、馬次第だとは思うが「不利」。輸送のリスクは少なからずあるのかと。
「前走」は20頭中15頭は「3着以内」。
残りは「クイーンC5着」「500万4着」「エルフィンS8着」「クイーンC7着」「クイーンC10着」。
OP以上はやや不問だが、500万は3着がライン。
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