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フィリーズRの傾向 2016
阪神1400mで行われる3歳牝馬GⅡ「フィリーズレビュー」。


桜花賞のトライアル3着までに優先出走権が与えられる。1400m内回りなので、改修の影響はあまりないかと。


 フィリーズRの傾向 (過去10年の連対馬データから) 2016


<実績>
最低連対ラインは「未勝利勝ち」。

該当するのは…

「新馬2着、未勝利3、2、4、1着、エルフィンS9着」のサウンドバリアー


次点は「500万勝ち」。

OP以上が…

「ファンタジーS8着のみ」のペルフィカ
「阪神JF17着のみ」のニホンピロアンバー
「アルテミスS5着のみ」のナンシーシャイン
「クイーンC4着のみ」のフレンチカクタス
「ファンタジーS4着と阪神JF4着」のラナンキュラス
「函館2歳S13着、紅梅S4着、エルフィンS4着」のアイアムカミノマゴ
「函館2歳S9着、ファンタジーS9着」のベストオブミー
「OP以上出走無し」のクイーンズリング、アマノチェリーラン

次々点は「OP連対」。

「紅梅S2着、重賞は阪神JF10着」のメイショウマンボ
「カンナS1着、重賞はファンタジーS9着」のビウィッチアス
「フェニックス賞2着、重賞は小倉2歳S3着、ファンタジーS8着、フェアリーS3着」のマイネレーツェル
「エルフィンS2着、重賞はラジオたんぱ杯2歳S11着」のユメノオーラ


残り6頭は「重賞連対」。


※10年間でOP以上に出走があった18頭中14頭に『OP以上で5着以内』があり、コレをひとつのラインとみたい。残りは「GⅢ8着のみ」「GⅠ17着のみ」「OP1戦9着」と「重賞2戦して9着2回」なので、「1戦か9着」辺りまでは残せそうだが…。



<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。

1200mまでだったのは1400m以上が…

「1400m新馬11着と阪神JF17着」のニホンピロアンバー
「紅梅S4着とエルフィンS4着」のアイアムカミノマゴ
「ファンタジーS8着、紅梅S6着、エルフィンS4着」のマイネレーツェル
「出走無し」のダイワパッション

1600mOPで4着か出走が少ない場合はセーフ。

残り16頭には「1400m以上連対」。


昨年までは「1600m以上にしか出走が無い馬が『連』に絡めていなかった」が、クイーンズリングがあっさりと勝利。

それまでは、上位人気になった11年のドナウブルー、10年のテイラーバートン、09年のミクロコスモス、06年のサンヴィクトワール、05年のディアデラノビア(チューリップ賞でしくじっての連闘だったが)などが連を外していたのだが…。

ちなみに出走が無かったが、05年にエアメサイア(馬体が戻らず?チューリップ賞回避からの転戦)の3着があった。他にも11年に「1400mはサフラン賞3着のみ」のスピードリッパーが2着に入り、「出走が無い」「1400m以下に連が無い」から変えることになっており、5年ほどで次々と傾向が変わっている。



<コース>
「阪神連対」6頭、「初出走(ダート1戦のみ含む)」10頭。

残りは…

「阪神JF17着のみ」「阪神JF10着のみ」「阪神JF12着のみ」「500万4着と6着」

2戦したアマノチェリーランが判断が難しくなるが、「GⅠ1戦」はセーフ。


「初出走」の内6頭は「中山芝連対」があり、関東馬は「直線の急な坂」をクリアしていた。



<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」9頭、「差し」10頭。

800mは46.7、46.7、46.7、46.1、45.9(稍重)、47.1、46.3、46.7、46.5、46.5(稍重)で、距離の違いもあるが、スローになりやすい先週のチューリップ賞よりも1000mで2秒ほど速くなる。


「02年を最後に「逃げ」が苦戦…」という記事をあげた14年に「逃げ」のニホンピロアンバーに残られるという失態…。13年にもティズトレメンダスが逃げて3着、近年はまた前が残りだしているので、馬場状態は要チェック。




<その他>
1番人気4連対、2番人気1連対、3番人気4連対。

6番人気3連対、7番人気2連対で、残りは4、8、9、10、11、13番人気。
2番人気が苦戦しており、「過剰人気がある」と判断していいかと。

3着は2、6、11、7、5、5、15、4、5、5番人気。



上位人気で4着以下だった馬は…

「かなり後方からの競馬」
「いつもより位置取り後ろ」
「前走逃げ」
「1400m以下出走無し」
「休み明け」
「初芝」
「阪神JF3~8着」
「ファンタジーS連対で阪神JF3~17着」
「馬体重二桁増減」
「不利、故障」

辺りが見受けられる。

実績に関しては過去の連対馬にも該当しており、人気を集める要素にはなるが、それ以外は不安要素が多い。
「繊細な牝馬」「キャリアの浅い3歳」だけに、「スタート」や「折り合い」ひとつで崩れる可能性もある。



「上がり3ハロン3番手以内」は10年で14頭。

脚質を考えるとこの程度で収まるのが妥当。ただ、年に1頭は絡んでくるので良い脚を使える馬は選んでおきたい…。
以前と比べると「最速」よりも「2、3番手」や「該当せず」が増えてきている。



「鞍上」は「武豊」騎手の3連対がトップ。

現役では「池添謙一」騎手の2連対が続く。
他はバラバラで若手も絡んでくるし、上位人気が信頼できない事もあって、騎手もランキングにこだわる必要はなさそう。

特に「岩田康誠」騎手が3年連続で人気を裏切っており、10年でも連が無い。以前は「安藤勝己」騎手も3年連続人気で4着以下があり、若い牝馬の乗り難しさか…。



チューリップ賞と比べると「ローカルデビュー」や「ローカル勝ち」が多い。

「福島」「小倉」「函館」など「小回りの競馬場」で結果を出しているケースが多く、ローカル競馬場に出走が無い場合は「中山」や「阪神」などで直線の短めの距離で連対している。

コースの影響もあり、「コーナーの上手さ」や「スタートの良さ」などが求められる。



過去10年で5頭に「ダート連対」があった。

以前の阪神はダートを走れる馬が芝でも走れる時期があった。チューリップ賞では減ってきているが、フィリーズレビューではまだいるので、狙ってみるもの一つかと。




by a_doctrinaire | 2016-03-08 00:01 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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