ファルコンSの傾向 2016
中京1400mで行われる3歳GⅢ「ファルコンステークス」。


以前(馬齢変更前)は「中日スポーツ賞4歳S」の名称で1800mで7月開催、96年になって1200mで6月開催、01年から「ファルコンS」に名称変更、06年から3月開催だった。11年は中京改修時は阪神で行われ、12年から新・中京1400mで開催。


最近は「左回りで直線が長め」、「本番までのレース間隔」、「賞金加算」などの理由から、NHKマイルCの前哨戦として考えられている模様。フラワーCと同日という事もあって、距離などから桜花賞へも可能だと思うが、出走馬のレベルの違いもあってか、今の所みあたらない。今年はフラワーCが祝日の月曜開催。


新しいコースになって5回目という事で、データが4年分…。そこで、3着までの12頭分に加えて、実績などは時期が同じ3月の「旧・ファルコンS」6年分、距離や脚質などは「新・中京1400m(1000万以上2歳戦を除く)」の連対馬のデータをチェックしてみます。


 ファルコンSの傾向 (過去4年の3着までデータ+α) 2016


<実績>
最低連対ラインは「500万2着」。

該当するのは…

「新馬勝ち、500万を8戦して2着1回、3着1回、4着1回、5着1回など。OP以上出走無し」のカシノピカチュウ
「500万2着や4着や6着、シンザン記念7着」のエールブリーズ

次点は「500万勝ち」。

「小倉2歳S6着、カンナS5着、朝日杯FS10着、クロッカスS9着」のタガノアザガル
「きさらぎ賞6着のみ」のサトノルパン
「クリスマスローズS4着のみ」のアルマエルナト
「OP以上初」のインパルスヒーロー
「ラジオNIKKEI杯5着、京成杯10着、アーリントンC7着」のブライトライン


後は…

「函館2歳S1着、京王杯2歳S6着、朝日杯FS5着」のアクティブミノル
「すずらん賞2着、ききょうS6着、アーリントンC6着」のヤマカツエース
「ラジオNIKKEI杯5着、シンザン記念3着、アーリントンC2着」のタガノグランパ
「クリスマスローズS1着、シンザン記念8着」のレオンビスティー
「すずらん賞5着、京成杯2歳S2着、朝日杯FS6着」のサドンストーム



以前の中京1200m時(3月開催)では「1戦1勝」のヘニーハウンド以外は「500万勝ち以上」。時期的に出走可能ラインと考えられる。
しかし、OP以上を見ると『OPか重賞7着以内』が共通しており、その辺りがラインかと。



<距離>
12頭全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。

ただ、1200m連対までだったのは…

「1400m以上出走無し」のアルマエルナト
「京王杯2歳S6着、朝日杯FS5着」のアクティブミノル

残り10頭には「1400m以上連対」があった。
ちなみに「1600m2着、1800m勝利など、1400以下出走無し」のブライトラインが距離短縮をクリアしていた。


新・中京1400m(1000万以上2歳戦除く)の連対馬34頭では…

32頭が「1400m以上連対」。

残りは1200m勝ちで、「1400mは芝を11戦して1000万5着など、1600mは4戦して1000万4着など」と「1400mの新馬6着と未勝利9着」。


ちなみに「1600m~1800m連対」で「1400mは5戦して京王杯2歳S3着や阪急杯3着など」のオリービンが距離短縮をクリアしている。


2、3歳の重賞でも「8割くらいはそのレースの距離で連対」している。まずは「1400m以上連対」を考えたい。



<コース>
「中京連対」3頭、「初出走」9頭。

初出走の9頭の内4頭が「東京連対」で左回りをクリアしており、残り4頭は「左回りが初」、「京王杯2歳S6着」。

ローカル開催で出走自体が少ないので1戦くらいはセーフかもしれないが…。
ちなみに12年は改修後初がこの年の3月開催なので、3頭とも必ず「初出走」。


旧・中京1200m時代も「中京連対」か「初出走」(東京連対か左回り初)と同じ。


新・中京1400m(1000万以上2歳戦除く)の連対馬34頭では…

「新・中京連対」13頭、「初出走(ダート除く)」15頭。

残りは「1600万18着と6着」「500万8着と11着」「500万3着と12着」「1000万12着と4着」「未勝利3着のみ」「GⅠ13着のみ」で、「2戦か4着以内」はセーフか…。



<脚質>
「先行」4頭、「差し」6頭、「追い込み」1頭。

800mは46.0、44.9、46.7、47.2(重)。

昨年のみが連対馬が先行で待ったので、悩ましい。中京の直線の長さは他の距離ではあまりプラスになってない感じを受けたが…。


新・中京1400m(1000万以上2歳戦除く)の連対馬34頭では…

「逃げ」3頭、「先行」10頭、「差し」18頭、「追い込み」3頭。

800mは45.7~48.1。12年、13年、15年は差しが多かったが、14年は前が多くなっていた。



<その他>
人気は1番人気1連対、2番人気3着1回、3番人気1連対3着回。

4番人気2連対、11番人気1連対3着1回、5番人気3着2回、残りは12番人気と14番人気。
4年連続で二桁人気がそれぞれ1頭は絡んでおり、少しは荒れる。
今後に注目したいが、通常の人気を作る要因だけでは当てにくいレースなのかも。

旧・中京1200mのファルコンSでは2~6番人気が多く、たまに二桁人気が連に絡んでいた。



上位人気で4着以下に敗れたのは…

OP以上が…

「OP以上出走なし」のフミノムーンとビヨンジオール
「新潟2歳S5着、ききょうS2着、もみじS7着、クロッカスS2着」のブリクスト
「朝日杯FS2着のみ」のショウナンアチーヴ
「函館2歳S3着、朝日杯FS5着、クロッカスS3着」のティーハーフ
「クロッカスS4着のみ」のプレイズエターナル
「ダリア賞2着、芙蓉S7着、京王杯2歳S1着、朝日杯FS3着」のレオアクティブ
「新潟2歳S7着、朝日杯FS4着、シンザン記念4着」のトウケイヘイロー

4頭は朝日杯FS2、3、4、5着で、左回りも「東京1400m勝ち」か「クロッカスS3着のみ」。朝日杯からの休み明けと「OP3着」か「GⅢ4着」からだった。
残り1頭は「1200mまでしか連なし」「左回り1戦OP4着のみ」と過剰人気が疑われる。

馬場の適性も分からず、未対戦の馬もいるので、GⅠ1戦や対戦成績だけで判断するのは少し危うい。
内もいるが、「外枠の差し馬」が多め。



「上がり3ハロン3番手以内」は3年3着までの12頭中8頭。

15年は外れたが、3回は連対馬はすべて該当し、勝ち馬は「最速」だった。脚質を考えても残り600mで良い脚が使えるのはいい。



14年と今年は3日開催でフラワーCは該当しないが、通常は同日に「阪神で若葉S」「中山でフラワーC」があり、3場で3歳OPや重賞が行われる。

皐月賞や桜花賞への出走がかかるレースなので騎手が分散しており、「若手などにもチャンス」が出てくるかと。
若手やマイナー騎手だと、変に評価が下がる事もあるので、気を付けたい。



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by a_doctrinaire | 2016-03-16 00:48 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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