GⅠですので、過去10年の連対馬をチェックした「
天皇賞(春)の傾向 2016」に続いて、天皇賞(春)3着の傾向もチェックしておきます。
天皇賞(春)3着の傾向 (過去10年の3着馬データから) 2016
【実績】
最低連対ラインは「OP勝ち」。
該当するのは…
「重賞7戦して京都新聞杯4着など」のメイショウドンタク
出走メンバーの手薄感はあった2010年なのでメンバー次第かと。
残り9頭は「GⅡ以上連対」。
ただ、「GⅡ1連対」は…
「重賞3戦アルゼンチン共和国杯5着、JC12着、日経賞2着」のホッコーレーヴ
「阪神大賞典1着や3着、菊花賞3着や天皇賞(春)4着、日経新春杯4着など」のナムラクレセント
「重賞4戦菊花賞5着、日経新春杯3着と5着、日経賞2着」のストラダジェム
重賞出走が少ないかGⅠ3着やGⅡ3着など後少しで連になりそうだった。
次々点?は
「GⅡ以上2連対」のカレンミロティック
ただ、「GⅠ6、2、5着、GⅡが4戦して1勝4着2回、GⅢ4着(同タイム)のみ」でGⅢの出走が少なかった。
残り5頭は「GⅡ以上2連対+GⅢ以上2連対以上」と高い実績。
GⅠは「GⅠ連対」5頭、「GⅠ3着」1頭、「皐月賞17着のみ」1頭、「JC12着のみ」、「天皇賞(春)9着のみ」1頭、「菊花賞5着のみ」1頭。
【距離】
全馬に共通するのは「2400m以上連対」。
2400mまでなのは2500m以上が…
「札幌日経OP8着、有馬記念6着、阪神大賞典4着」のカレンミロティック
「万葉S3着、ダイヤモンドS7着、日経賞11着」のメイショウドンタク
「菊花賞5着と有馬記念5着」のドリームジャーニー
次点は「2500m」。2600m以上が…
「菊花賞5着のみ」のストラタジェム
次々点「2600m」。
「3000m以上に出走がなし」のホッコーレーヴ
その他は「2800m連対」の海外馬レッドカドー、日本馬残り4頭は「3000m以上連対」。
【コース】
「京都連対」7頭、「初出走」2頭。
残りは…
「菊花賞5着のみ」のドリームジャーニー
連対馬同様に、1戦程度はセーフ。
【脚質】
「先行」3頭、「マクり差し」3頭、「差し」4頭。
連対馬と比べると、「届かず…」が多い。
【前哨戦】
「日経賞」3頭、「阪神大賞典」3頭、「大阪杯」2頭、「ドバイワールドC」1頭、「大阪ハンブルグC」1頭。
着順は「大阪ハンブルグC11着」と「阪神大賞典4着」以外は「3着以内」。
【その他】
人気は10、12、6、2、5、16、5、1、4、8番人気。
二桁人気が3度絡んでいるので、連対馬を含んでも荒れるケースは多い。
ただ、3着だからという特色は見当たらないか。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で4頭。
上がりで連対馬に劣るのが7割ほど。能力的に3着という感も否めない。
「鞍上」は「池添謙一」騎手の2回が複数。
後はバラバラだが、連対に名がある騎手もいる。
特にこのレースが得意という傾向はなさそうだが…。
「年齢」は…
「5歳」3頭
「4歳」3頭
「7歳」2頭
「6歳」1頭
連対と併せると「4歳」と「5歳」の馬券率は五分、「6歳」が追うカタチ。
距離の長さもあるが、7割が着差が「0.3秒~1.4秒差」と離れている。
人気薄でも絡んできそうな着差だが、人気薄が多く来ているワケでもない。
逆に連対馬の方が人気が無かったりするので、実力差というよりも展開などが大きいと考えたい。
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