スプリンターズS3着の傾向 (中山過去10回の日本調教3着馬データから) 2016
【実績】
最低ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは「OP4着、セントウルS7着」のマヤノリュウジン
残り9頭は「重賞連対」。
内5頭が「重賞複数連対」で残りは…
「重賞3戦して京王杯SC7着、函館SS1着、キーンランドC7着」のドリームバレンチノ
「重賞が札幌2歳S12着とキーンランドC2着」のビービーガルダン
「重賞9戦してオーシャンS1着、NHKマイルC3着やシルクロードS3着など」のアイルラヴァゲイン
「重賞4戦してファルコンS1着、NZT6着、NHKマイルC8着、北九州記念9着」のタガノバスティーユ
「GⅠ」は「GⅠ連対」1頭、「GⅠ3着」1頭、「GⅠ初出走」5頭、「GⅠ4戦して高松宮記念4着など」のサンカルロ、「桜花賞9着とスプリンターズS7着」のカノヤザクラ、「NHKマイルC8着のみ」のタガノバスティーユ。
(ちなみに14年は「桜花賞2着とキーンランドC2着」のレッドオーヴァル。)
【距離】
全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。
連対馬と違って「1400m勝ち、1200mが高松宮記念4着のみ」のサンカルロがいて、「1200m勝ちの必要はない」。
さらに「1400m以上連対」は9頭で、残りが1400m以上が「ダート1400m新馬7着のみ」のエーシンヴァーゴウと、距離の短長でそれぞれ余地がある。
【コース】
「中山連対」4頭、「初出走」1頭。
残りは…
「OP4着のみ」のドリームバレンチノ
「1600万11着のみ」のエーシンヴァーゴウ
「フェアリーS5着とスプリンターズS7着」のカノヤザクラ
「葉牡丹賞14着とニュージーランドT6着」のタガノバスティーユ
「スプリンターズS3着のみ」のアドマイヤマックス
中山に連対が無い馬で「阪神連対や福島連対」があったのは4頭で、2頭は「阪神がOP7着のみ」や「阪神重賞3着や4着など」で、連対馬と比べると余地がみてとれる。
【脚質】
「先行」4頭、「差し」6頭。
連対馬と比べると後ろからの印象が強いが、それ故に3着とも考えられる。
(ちなみに新潟開催の14年は「先行」。)
【前哨戦】
「セントウルS(7、1、4、5着)」4頭、「キーンランドC(1、7、2着)」3頭、「安田記念12着」1頭、「京成杯AH5着」1頭、「北九州記念9着」1頭。
連対馬と比べると崩れている馬が多い。
【その他】
「人気」は9、15、9、7、7、8、6、5、16、3番人気。
連対馬に上位人気が多い事もあるが、3着に人気馬が少ない。
実績も低くても可能性はあるので、「人気薄を狙うのはココ」か。
「上がり3ハロン3番手以内」は6頭。
連対馬は半分以下なので、それを考えるとやや多い。
ただ、それで3着なので、いい脚を出すよりも仕掛けるタイミングが優先されそう。
「鞍上」は複数回はない。
連対にも名前があるのは現役では「池添謙一」騎手、「福永祐一」騎手、「四位洋文」騎手など。
「武豊」騎手でもココ10回で3着1回で、新潟開催となった02年や12月時には勝利2着やはあるが、今の条件になってからは実績からすると少ないかと。
ある程度「馬の力」が占める割合が高いのかも…。
「年齢」は10回で…
「5歳」4頭、「4歳」3頭、「6歳」2頭、「3歳」1頭。
5歳が抜けている連対馬と違い4~6歳が横並び。
ちなみに「牡(せん):牝」は「7:3」と牡馬が多い。
「1400m以下阪神重賞3着以内」は3頭。
残りは「1400m以下阪神重賞」は「4~7着」3頭と「出走無し」4頭。
連対馬と比べるとココも少し劣っており、条件が低めでも可能性はある。
「GⅠ出走なしかGⅠ3着以内なし」の「前哨戦勝利」は2頭。
連対馬と比べると「前哨戦の連対」が少ない。
前走で5~12着でも3着なら十分に考えられる。
「8月以降に出走」は「安田記念12着から」のアドマイヤマックのみ。
連対馬に3頭いた「休み明け」だが、ココでは1頭で「GⅠ勝ち」。
15年の「超スロー」と「メンバー手薄感」をどう判断するかだが、GⅠ馬はレース間隔が開いていても可能性がある。
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