秋華賞3着の傾向 (過去10年の連対馬データを中心に) 2016
【実績】
最低連対ラインは「500万勝ち」。
該当するのは、1000万以上が…
「フローラS3着、優駿牝馬8着」のマキシマムドパリ
次点は「1000万勝ち」。
「1600万がムーンライトH3着のみ、OP以上が忘れな草賞4着、白百合S7着」のアロマティコ
次点は「OP勝ち」。
「フラワーC3着、優駿牝馬8着、ローズS18着」のリラコサージュ
残り7頭は「重賞連対」。
ただ、「芝がラジオNIKKEI賞9着(0.5秒差のみ)」のプロヴィナージュがいる。この08年は春の2冠が荒れたり、トライアルで実績馬が崩れたりと荒れそうな気配はあった。それ以外に「芝重賞連対」がある。
連対馬の実績と比較すると連対ベースでは同じだが、細かくみると低くい。
【距離】
全馬に共通するのは「1800m以上勝利」。
2000m以上が…
「優駿牝馬8着のみ」のリラコサージュ
「優駿牝馬3着のみ」のホエールキャプチャ
「優駿牝馬6着のみ」のアプリコットフィズ
残り7頭は「2000m以上連対」。
1年延ばすと「1600m勝ちで、1800m1000万特別6着のみ」のニシノナースコールがいる。
00年に「1200m勝ち、1800mが500万8着のみ、2000mはローズS3着のみ」のトーワトレジャーが。さすがに2000m時のローズS3着なので、生粋のスプリンターでは厳しいだろうが、その当りでも3着なら…。
【コース】
「京都連対」4頭、「初出走(ダート除く)」2頭。
残りは…
「新馬3着と500万3着」のマキシマムドパリ
「新馬12着のみ」のタガノエトワール
「新馬3着のみ」のリラコサージュ
「ファンタジーS3着のみ」のホエールキャプチャ
いずれも「3着」か「1戦のみ」で、あまり難しい競馬場ではないので、その程度なら問題はなさそう。
【脚質】
「先行」3頭、「差し」7頭。
4コーナーで勝ちよりも前で競馬をしているのは10年で3回ほど。
早めに仕掛けて交わされるよりも、「届かず3着」が多い。
【前哨戦】
「ローズS(2着、18着、1着、3着)」4頭、「ムーンライトH3着」1頭、「クイーンS1着」1頭、「シリウスS16着」1頭、「札幌記念2着」1頭、「宝塚記念8着」1頭、「甲武特別(500万)1着」1頭。
連対馬と比べると別路線からが多く目につき、大崩れも多く着順もあまり重視しなくても良さそう。
【その他】
人気は10年で8、4、15、6、1、2、1、16、1、4番人気。
順調に使われていないので可能性はあったが、ウオッカやブエナビスタ(降着)などが3着になっており、阪神改修後(トライアルや阪神GⅠのコース変更)に1番人気の3着増えた感はある。
連対馬が1頭なのに、対して人気薄が3頭絡んでおり、「荒れるなら3着」という感じもする。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で5頭。
連対馬と同様にあまり多くないので、上がりばかりを意識するのは良くなさそう。
細かくは「2番手」3頭と「3番手」2頭。
10年で鞍上は現役で「池添謙一」騎手が2回。
連対にも名のある「四位洋文」騎手、「武豊」騎手、「福永祐一騎手」も1回ずつ。
10年で3着以内複数の騎手もいるので、迷ったら鞍上でBOXもひとつか。
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