昨年(2016年)、フジミ模型「ちび丸艦隊シリーズ」の「武蔵」を作ってみました。
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以前から「艦艇」に興味はあったのですが、接着剤が必要だった頃のガンプラ世代といえ、年々進化するバンダイのぬるま湯に浸かり、最近では「妖怪ウォッチ」や「ポケモン」といった簡易版でさえ、ある所で苦戦するというワタクシには、ハードルが高すぎて…。
ですが、いつまでもチャレンジしないのもナンだな…と思い、「パーツが大き目」のデフォルメという事で、発売されていた「ちび丸艦隊シリーズ」にひとまずチャレンジしてみたワケです…
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がっ!もちろん、そんな考えで通用するほどプラモデル(業界?)は甘くない。
「説明書の間違い」や「パーツが合わない」などは朝飯前、「ディテール?が変」や「ランナーとパーツの力関係がおかしい」、「バリが、ばり(凄く)…」などなど、数十年前から変わっていない事がたっぷり。なんなら「ヒケ」や「パーティングライン」なんかは、それほど気にならないくらいで。
コレを理解していないと、短気な人には危険な趣味となります…。
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ひとまずランナーから切り離し、いきなり折れたパーツを接着、ハマらないパーツを削ったり、盛ったり…と苦戦。他にも主砲?の「砲身の間」を2つまで切り離したんですが、片付け中に別パーツが折れて、やる気をなくしてパス…。要らぬ作業が増えて、いろいろとやろうと考えていましたが、全体的に断念。
妥協して仕上げ、下地のサーフェイサーを吹いて、説明書通りに市販の色をそのまま吹き付けて、シールは使わず、筆塗りして完成!非常に細かいのでほとんど「スミ入れ」はせず、甲板も隙間にうまく入らず、拭き取りに失敗し…諦め。む、難しい!
何とか完成したのが…
塗装後にはめ込む際に、破壊しないように弱い力で行ったので、しっかりハマっていないパーツが幾つもあり、ご容赦を…。
正面
背面 左舷?
右舷?
艦底?埃が…誇りだったら良かったんですがワタクシにそのようなモノは…皆無!(だからダメなんだ)
ちなみに「ちび丸艦隊シリーズ」は「洋上模型も再現OK!」と書かれており、艦底を外すことも可能です。洋上模型 風?
艦真上より?
艦橋?檣楼(しょうろう)?付近
正面のピント違い
それでは、最期にブルーの布の上という事で…斜め下から。「潜望鏡」風に丸く編集出来ればかっこ良かったかも…。 …
置き場所にもあまり困らないサイズなので、艦隊?で並べるのもいいのかな?と思いますが、これを5個以上作ると思うと、気が遠くなりそうです。楽しいですが、難しさが勝っている感じです。
やはりパーツが小さいので、自ら破壊してしまう事が多かったです…。それに若干素材の強度もあってか、ガンプラのようにはいきません。バンダイの技術で艦艇を作っていただきたい…あ、船はワンピースで出てましたネ。時代の違う船ですが…。
「艦これ」や「ガルパン」、「ウィッチーズ」のブームで、模型業界も少しは流れが来ているようなので、作り易さや技術が各社向上してくるようだと、さらに新規のユーザーを取り込みやすい気がします。今回の利益がしっかり還元されているなら、数年後には…(遠い目)。
次も「ちび丸艦隊シリーズ」で、何か作ってみたいです。制作途中の写真を載せるとなると、非常に時間がかかるので完成写真のみが楽でいいです(苦笑)。
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ちなみに「武蔵」にしたのは、シリーズの中で「装備が大きめ」だった事、さらに「大和」と比べてパーツが少なそうだったので…。
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