3日間で人気がコロコロと入れ替わっていた弥生賞は…
1番人気カデナはまずまずのスタートも鞍上が手綱を引いて下がって行く。9番手で1コーナーへ。残り1100m辺りでコマノインパルスが上がって10番手。残り900m辺りで仕掛けて、外を上がって行く。600mを切って8番手、400mを切って5番手。4コーナーでは大きく広がった5頭の一番外を馬なりで回って直線へ。250mを切った辺りで追い出し、鞭を抜き損ねたか2度同じアクションをして、200mを切って右ムチが入る。外にヨレて、修正して追って追って追って、鞭を持ち替えるも、ゴール前10m辺りで抜き去って先頭に立って優勝。
8番人気マイスタイルは好スタートから仕掛けて、前に進出して先頭に。1コーナーを過ぎて2馬身くらいのリードで逃げる。向う正面では1馬身と溜め逃げ。1000mの通過を63.2と落す。残り600mで半馬身差までつめられるも抑えたまま。直線に入って追い出し、残り250mでムチが入る。ムチと追いで粘っていたが、ゴール手前10mほどで交わされて2着。
5番人気ダンビュライトはスタート直後に外から押された馬と少し接触があったか。前の方に行きだしたが、鞍上が内を見て止めて、外も見て行かせる。5番手で1コーナーへ。ほぼその位置取りだったが、残り900mでコマノインパルスが上がって6番手。1頭交わすも、外からカデナが上がって、4コーナーでは内を回るが、2列目。直線で内へ追い出すと3番手に上がり、残り200mを切ってムチが入る。内を交わすも、外から一気に行かれる。ゴール板で後続に詰められるも3着。
4着はハナ差でベストアプローチ。5着はクビ差でサトノマックス。
2番人気で9着のダイワキャグニーは「左右のバランスが違う面があり、コーナーで加速していく時に苦労した(一部)」と騎手コメントで、「右回り初」などもあったようで。3番人気のコマノインパルスはクビ差で6着。田辺騎手は「(略)じわじわと行けたんですけどね。力の差を感じました。」との事。
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予想は1着、2着、5着、8着。
馬連4360円的中。
しかし、ダンビュライトの1800m連なし(きさらぎ賞3着のみ)を気にして予想に入れず、3連複は外す。実績は高かったのですし、距離もほとんどやれていたのですが、朝日杯FS13着が気になって…2000mで折り合いを欠く可能性を考えてしまい失策。「テンションはかなり上がっていた」という中での結果で、力はあったようで。
グローブシアターは期待した成長は見られず、マイナス体重での出走。前走の上がりやペースを考えても、もっと前で競馬をしてほしかった。行くのを止めておいて、残り1000mで仕掛けて動かないのも仕方ない気が…。
サトノマックスはスタートで接触はあったが、位置取りと仕掛けがマズい…ハナ、クビ差で3着を逃しており、乗り方一つで3連複1万3450円の可能性があったかと。
金曜日から人気が二転三転する混迷ぶり。良馬場では過去10年で最も遅い1000m63.2秒のペースもあったとは思いますが…傾向的に多い過剰人気タイプの2番人気と3番人気が4着以下に。レース前にもう少し出てほしい情報もあるのですが、たいてい終わった後にしか出ません(苦笑)。
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人気を作るのは人がやっている事なのですが…判断は難しい。
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