記憶がある中では初めて16頭フルゲートだった日経賞は…
4番人気シャケトラは、そこそこのスタート。軽く仕掛けるも少しずつ下がって行く。12番手の中を追走していたが、1周目の4コーナー過ぎにレインボーラインが上がって13番手。直線で11番手に上がって1コーナーへ。道中は11番手のまま。残り900m辺りで仕掛けて、外を進出して600mを切って8番手。4コーナーで追い出して、外をあがって、肩ムチと追いで直線へ。外を上がって右ムチと追いで残り200mで5番手。残り100mを切って一気に差を詰めて、2番手に上がると残り30m辺りで交わしてゴールし、優勝。
7番人気ミライヘノツバサは、スタートもそこそこ。押してあがって先頭に立つ。ヤマカツライデンがあがって2番手を追走。手綱を引いて1馬身くらい後ろと追走。道中はずっと2番手だったが、800mを切って差を詰める。4コーナーで並びかけるとそのまま先頭に立って肩ムチが入って直線へ。右ムチの連打と追いで後続に2馬身差をつける。粘っていたが、ゴール前30mほどで交わされて2着。
6番人気アドマイヤデウスは、まずまずいいスタート。仕掛けて、内を見ながらの追走で3番手。手綱を引いて、前2頭とは2馬身ほど離れて1周目の4コーナーへ。ゴールドアクターが並んで3、4番手で向う正面。800mを切って、ゴールドアクターが先に行って4番手。4コーナーで追い出すも前との差は縮まらず、内を回る。直線に入って、2頭ほど外へ出して追う。4番手で左ムチが入って、立つような騎手のアクションと肩ムチでゴールドアクターを交わしにかかるも外から交わされる。3番手からムチの連打で前を追うも3着。
4着は2番人気レインボーライン。5着は1番人気ゴールドアクター。3番人気ディーマジェスティは6着。
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予想は1着、5着、6着、11着。
敗因はゴールドアクターがペースを作ると考えた事。
強い先行馬だけに、ある程度のペースに自分で持って行けると考えましたが…。鞍上が「走らなかった。反応がない。絶好の展開だったのに、前もかわさないし、後ろにかわされた」とのコメントで、調教師は「自分の形でレースを進めていって伸びなかった。これから敗因を分析したい」との事。
展開が向けばと思ったミライヘノツバサも、ゴールドアクターの存在で切ってしまう…。アドマイヤデウスも最後まで迷ったが、ゴールドアクターを上に見たので…。
ディーマジェスティは「久々で多少重いのもあるし、馬場が悪く脚をとられたのもある。気持ちの難しさが昨年のダービー後から出ている。(力は)こんなものじゃない」と蛯名騎手。
ツクバアズマオーは「ある程度の位置で運んでくれという指示。アドマイヤデウスの後ろを取れたけど、最後は苦しくなってしまった。2500mは若干長いのかもしれない」との話。さすがに厳しかったか…。
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迷った時は切った馬が絡む…やはり5頭目が本命か…(苦笑)。
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