桜花賞の傾向 2017
阪神1600mで行われる3歳牝馬限定GⅠ「桜花賞」。

3歳牝馬3冠の第1弾。イギリスの1000ギニーを模してつくられており、「優駿牝馬(日本オークス)」のトライアルで、4着までに優先出走権が与えられる。

阪神が改修されてからは11回目。ようやく10年分でまとめて記載できます。3着は別記事「桜花賞3着の傾向 2017」で。


 桜花賞の傾向 (過去10年の連対馬データから) 2017


【実績】
改修後の最低連対ラインは「500万勝ち」。

該当するのは…

「阪神JF6着、エルフィンS3着、フィリーズR3着」のレジネッタ

前走から乗り替わりで脚質転換。ただ、この08年は怪しい年(後述)だったかと。

次点は「OP勝ち」で、重賞が…

「チューリップ賞11着のみ」のクルミナル
「チューリップ賞7着のみ」のレッドオーヴァル
「シンザン記念3着のみ」のマルセリーナ
「出走無し」のレッドディザイア

クルミナルは重馬場で後方から、レッドオーヴァルもかなり展開が向かず、マルセリーナは新馬勝ち直後の重賞で牡馬相手に0.3秒差、レッドディザイアは2戦2勝。

次々点は「重賞2着」。

「新馬1着、シンザン記念2着、チューリップ賞2着」のジュエラー
「新馬1着、札幌2歳S3着、アルテミスS2着、阪神JF2着、チューリップ賞3着」のレッツゴードンキ
「新馬1着、アルテミスS2着、阪神JF7着、チューリップ賞3着」のアユサン
「新馬1着、旧・中京2歳S1着、シンザン記念2着、チューリップ賞2着」のダイワスカーレット

ジュエラーは新馬以外はGⅢ2戦同タイム2着、レッツゴードンキは牡馬相手に0.2秒差の3着やGⅠ2着、アユサンは本番で2戦目以降騎乗していた丸山騎手からC.デムーロ騎手に乗り替わり、ダイワスカーレットはシンザン記念が牡馬、チューリップ賞がウオッカが相手に2着。

残り11頭が『重賞勝ち』があり、まずはコレをクリアして欲しい。
内「阪神JF連対」は7頭。



【距離】
改修後の全馬に共通するのは「1400m以上勝利」。

1400mまでなのは1600m以上が…

「チューリップ賞7着のみ」のレッドオーヴァル

チューリップ賞は前残りの展開を後方からで、本番は逆にペースが上がった。

次点?の「1600m2着」は1600m以上が…

「アルテミスS2着、阪神JF7着、チューリップ賞3着」のアユサン

共に13年の連対馬でこの年も怪しかった(後述)。

残り18頭は『1600m以上勝利』。
ちなみに1800m以上に勝利があったのは9頭、アパパネは新馬戦で牡馬相手に3着。



【コース】
「阪神連対」13頭、「初出走」1頭。

残りは…

「チューリップ賞11着のみ」のクリミナル
「阪神JF7着とチューリップ賞3着」のアユサン
「チューリップ賞7着のみ」のレッドオーヴァル
「未勝利3着とチューリップ賞4着」のオウケンサクラ
「阪神JF6着とフィリーズR3着」のレジネッタ
「阪神JF17着のみ」のエフティマイア

重馬場だったクリミナル、2000mの未勝利戦で牡馬相手に0.2秒差3着があり、重馬場にも関わらず後方からの競馬でチューリップ賞4着だったオウケンサクラを除く4頭は「08年と13年の連対馬」。



【脚質】
「逃げ」2頭、「先行」3頭、「差し」10頭、「追い込み」5頭。

800mと1000mは47.1と59.1、50.0と62.5、45.3と57.0、46.9と58.9、47.1と59.3、46.7と58.5、47.5と58.9、46.9と59.1、46.4と58.8だが、この時期の馬場を考えると時計以上に速い。

直線も長いので後方からでも通用してるが、800mが47秒台以上だと「逃げ・先行」が残っており、ひとつのポイントになりそう。2015年はまさかの50.0秒と62.5秒…逃げが楽勝できます。

実績や人気、その後の活躍などを考えると力が抜けていた馬もいるが、思った以上に後方からでも通用している。

17年、16年は1週前からBコース。



【前哨戦】
「チューリップ賞」12頭、「クイーンC」3頭、「阪神ジュベナイルF」1頭、「フラワーC」1頭、「エルフィンS」1頭、「フィリーズR」1頭。

着順は、熱発明けに加えて前が開かなかったジェンティルドンナと「15年と13年と08年」の6頭以外は「連対」。
15年はチューリップ賞3着と11着、、13年はチューリップ賞3着と7着、08年はフィリーズR3着とクイーンC6着。



【その他】
1番人気は5連対、2番人気6連対、3番人気3連対。

7番人気2連対で、残りは4、5、12、15番人気。
※15年、13年、08年(後述)以外は大きく荒れていない。



「上がり3ハロン3番手以内」は10年で17頭。

「逃げ」と「先行」の3頭が該当していないが、脚質で後方が大半を占め、勝ち馬はすべて該当しており、イイ脚を使うタイプが多い。
ただ、「最速」4連対、「2番手」9連対と早めに脚を使える方が有利で、「最後方で待つだけ待つ」や「前が残る展開で後方」では厳しい。

連対時に「上がり2番手以内2回以上」か「上がり最速+上がり3番手2回以上」はクリアしてほしい。




10年で17頭に『連勝』があった。

該当しないのは…

「新馬1着、シンザン記念2着、チューリップ賞2着」のジュエラー
「新馬1着、札幌2歳S3着、アルテミスS2着、阪神JF2着、チューリップ賞3着」のレッツゴードンキ
「新馬1着、アルテミスS2着、阪神JF7着、チューリップ賞3着」のアユサン
「新馬1着、シンザン記念3着、エルフィンS1着」のマルセリーナ

4頭共に『新馬勝ち直後に重賞で上位』で、「OP以下なら連勝の可能性はあった」かと。続けて勝つや高いレベルでの上位は、「素質や能力の高さ」をある程度示すと考えてもいい。



枠というか『馬番』は10年で「6番から外」に集中しており、『外有利』。

改修前も該当しており、この時期に内でスタートするのはやや難しさが生じているようで。
ただ、たまに綺麗な馬場状態の年もあり、土曜日や当日の芝の内側はチェックしたい。



「鞍上」は現役では「池添謙一」騎手、の3連対がトップ。

「M.デムーロ」騎手、「岩田康誠」騎手、「蛯名正義」騎手、「四位洋文」騎手の2連対が続く。

どうしても「安藤勝己」元騎手で他が霞んでしまうが今後に注目。



所属は10年で「関東4:関西16」。

栗東留学や輸送の向上などもあるが、やはり地元有利。勝ち馬は「関東2:関西8」。阪神ジュベナイルFでもそうだが、馬次第では十分に通用する。




【傾向とはちょっと別に…】
連対で堅く収まらなかったのは15年と13年と08年。

2015年は…

「本番が壊滅的なスローペース」
800mも1000mも改修後で最も遅く、さらに今までよりも2秒(単純計算で10馬身前後)も遅かった中で逃げ馬が2着に0.7秒差つけて優勝。後続では話にならない。

ぶっつけ本番予定だった阪神JF勝ちのショウナンアデラが骨折で回避。1番人気ルージュバックはきさらぎ賞からのぶっつけ、1600m以下が初めてに加え、後方でポケットに入った事もあってか9着。チューリップ賞1着で2番人気ココロノアイも同じような位置取りから10着。3番人気クイーンズリングは前走フィリーズRで-20キロで勝利するも、本番でも-2キロと体調面の不安も言われていた。

「チューリップ賞の結果が…」
本番で1~3着馬はチューリップ賞で2番人気3着、1番人気11着、4番人気6着。チューリップ賞当日は重馬場で、レッツゴードンキも脚質転換などもあって、その結果を鵜呑みにしづらかった。


2013年は…

「阪神ジュベナイルFが例年と違って前が残る馬場」
「チューリップ賞も前の2頭での決着」

主要レースの実績を信じるには少々怪しさがあった。さらにアユサンが2戦目から乗っていた丸山騎手からC.デムーロ騎手に乗り替わり。

チューリップ賞後の勝利インタビューでも武豊騎手が「同じようにはいかない」というようなコメントをしていたクロフネサプライズが1番人気。さらに当日も前から行くクロフネサプライズを目がけて群がって、異様なほど先行集団が固まった。

3番人気のトーセンソレイユは2戦2勝でエルフィンSからの直行で、しかも出遅れ。後に優駿牝馬や秋華賞を勝つ4番人気メイショウマンボもデビュー以来減り続けた馬体重の影響もあってかフィリーズRのようなキレは無かった(優駿牝馬は+10キロで勝利)。

雨が降っており、あがって良馬場発表でしたが、パンパンでは無かったとの事。風も強く、勝ち時計も改修後それまで最も遅かった(15年に破られるが)。


2008年は…

元々、人気を集めそうだったポルトフィーノが回避。阪神JFの2着馬は1戦1勝馬で、同3着のエイムアットビップがフィリーズR10着、「阪神JFのレベル自体が怪しい感じ」があった。

さらに1番人気の阪神JF勝ちのトールポピーが戦前から体調不良を言われて当日-10キロでの出走。そして2番人気リトルアマポーラはクイーンCからの休み明けで、後方からの競馬。1600mで連対の無いオディールが3番人気。4番人気のブラックエンブレムは初関西でさらに出遅れ。


当日にもアクシデントなどはあるが、「戦前から上位人気に危ない雰囲気があるなら人気薄を狙う」のを奨める。



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by a_doctrinaire | 2017-04-03 12:30 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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