宝塚記念3着の傾向 (過去10回の3着馬データから) 2017
【実績】
最低連対ラインは「重賞勝ち」。
該当するのは…
「重賞5戦してフラワーC5着、秋華賞1着、エリザベス女王杯6着、大阪杯9着、ヴィクトリアマイル8着」のショウンパンドラ
次点は「GⅡ勝利+GⅢ2着2回」。
該当するのは…
「ラジオNIKKEI杯8着、弥生賞4着、青葉賞5着、神戸新聞杯5着、菊花賞8着、鳴尾記念2着、大阪杯1着、鳴尾記念2着」のショウナンマイティ。
次々点は「GⅡ勝ち+GⅢ勝ち+GⅡ2着」。
「日経賞4着、新潟大賞典5着、エプソムC10着、アルゼンチン共和国杯2着、中日新聞杯1着、金鯱賞1着」のアーネストリー
残り7頭は「GⅡ以上勝利+GⅠ連対+GⅡ以上連対」。
GⅠは「GⅠ連対」8頭、「GⅠ初出走」1頭、「菊花賞8着のみ」のショウナンマイティ。
連対馬に比べると実績少し高いケースも多く、実績不足でも連があると考える。
ちなみに低いトコロでは、13年前に「OP勝ち」のローエングリンがいる。3歳で「重賞は東スポ2歳S13着とスプリングS6着のみ」だが、出走メンバー次第では可能性が残る。
【距離】
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。
2000mまでだったのは、2200m以上が…
「エリザベス女王杯6着のみ」のショウナンパンドラ
「青葉賞5着、神戸新聞杯4着、菊花賞8着」のショウナンマイティ
残り8頭には「2400m以上連対」、優駿牝馬2着のヴィルシーナ以外には「2400m以上勝利」があった。
【コース】
「阪神連対」10頭。
阪神が「大阪杯2着のみ」のキタサンブラックと「新馬戦2着と大阪杯9着」のショウンパンドラ以外は「勝利」。
16以外は、連対馬の「阪神連対」よりも高め。
【脚質】
「逃げ」2頭、「先行」3頭、「差し」4頭、「追い込み」1頭。
連対馬と同じように半分ずつぐらい。
【前哨戦】
「天皇賞(春)1、2着」2頭、「旧・金鯱賞(1着、7着)」2頭、「ヴィクトリアマイル(8、1着)」2頭、「ドバイシーマC2着」、「鳴尾記念2着」、「安田記念2着」、「目黒記念1着」。
2頭を除いて「連対」とコチラも連対馬比べて高め。
【その他】
人気は2、11、8、1、6、3、3、1、11、4番人気。
二桁人気は15年のショウナンパンドラと08年のインティライミくらいだが、不安のあるメンバーがいたり、出走メンバーのレベルもあった。
連対馬と同じくまずは「6番人気以内」がメインか。
「上がり3ハロン3番手以内」は阪神10回で7頭。
連対馬と比べて「2番手」3頭、「3番手」4頭で「最速はいない」。
その分で3着という感じは否めない。
「鞍上」は現役では「武豊」騎手の2回。
「池添謙一」騎手、「岩田康誠」騎手、「浜中俊」騎手など連に名前のある騎手が多いかと。
「年齢」は…
「4歳」6頭、「5歳」2頭、「6歳」2頭。
連対馬と同じような感じで若い方が多い。
ちなみに「牡7:牝3」と、この距離にしては牝馬も絡む。
「阪神重賞連対」は10回中7頭。
残りはショウナンパンドラは「エリザベス女王杯以来の大阪杯9着のみ」で、後2頭は「阪神重賞初出走」なので、走っているなら連がほしい。
ただ、連対馬は出走して結果が出ていない馬もいるのだが…。
有馬記念やジャパンカップ、東京優駿の連対馬が多い。
「実績の高さ」と「距離の長さ」が影響しているかと。
それで3着なので、『連対』は「中距離の距離適性」や「状態」を重視した方がいい。
3着も人気薄は「鳴尾記念(旧・金鯱賞)」や「目黒記念」など別路線組が多め。
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