1000mの通過が61.6とココ10年で最も遅かった60.7からさらに0.9秒も遅かった新潟2歳Sは…
3番人気フロンティアは好スタートから先頭に。1ハロンほどで外から上がって行って、内からも1頭行って3番手。残り1000mで2番手に上がる。そのまま持ったままで直線では軽く仕掛けて、鞭を抜いて追い出したのは残り400m。少し内にヨレたか鞭を持ち替えて左ムチが入る。ムチと追いで残り200mで先頭に立ち、少しずつ差を広げて、最期は抑えてゴールし優勝。
5番人気コーディライトもいいスタートから前の方へ。残り1400mを切って先頭に立つ。1馬身くらいのリードで逃げる。他が控えたか残り1000mで2、3馬身ほど広がるも、800mを切る辺りでは1馬身に。直線に入っても追わず。残り600m辺りで軽く促す。残り400mで追い出し、鞭を抜いて入れる。200mで交わされるも、ムチと追いで粘って2着。
2番人気テンクウもスタートはよく、前へ。仕掛けて外を見ながら上がって行くが、控えて4番手。残り1200mでもう1頭上がって5番手、1000mを切って1頭上がって6番手。4コーナーでは最内を回って直線へ。前が開いている内を追い出して、3番手に上がって残り400m。右ムチを入れると内へ行ったので、鞭を持ち替えて左ムチ。また鞭を持ち替えて右ムチを入れて残り200m。追うも前との差は縮まらず3着。
4着はエングロサー。5着はキボウノダイチ。1番人気ムスコローソは「位置取りが悪くなってタイトなレースになりました。道中で気負った分、精神的に幼い面が出てしまいました」という事もあって12着だった。
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予想は6着、12着、14着、15着。
敗因はココまでペースが落ちると思わなかった事。後方馬をメインにして前からの競馬が出来る馬を全く選ばず。61.6では後方からはかなり厳しいし、折り合いが非常につけにくい…失策でした。
オーデットエールは「ゲートは普通に出たけど、そのあとが速くなくてついていけず、窮屈にもなった。ペースも遅かったね…」との事。
ラインギャラントは吉田豊騎手が「かかるところはなかったけど、距離は短いほうがいい」 。
グランデウィークは「少し力んでいて、最後もしまいがアラアラになってしまった。敗因が分からないね…」
とのコメント。
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今年は毎年の傾向と違う極端なレースも多いので、少し疑ってかかる必要はありそうで…。
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