平成30年(2018年度)のJRAの開催や日程が、発表になりました。
個人的に関係のある平地重賞関係は…
「開催日程」
平日開催は
12月28日(金)に中山・阪神開催 「ホープフルS」
祝日開催は
1月8日(月・祝) 成人の日 「シンザン記念」
元日が月曜スタートという事で、金杯が普通に1月6日(土)開催…。
2月12日(月・祝) 建国記念日の振り替え 「クイーンC」
10~12日で、東京・京都・小倉の2つずつにして3日間開催
9月17日(月・祝) 敬老の日 「セントライト記念」
15~17日で、中山・阪神の3日間開催
10月8日(月・祝) 体育の日 「京都大賞典」
6~8日で東京・京都の3日間開催
毎年になりますが、月曜開催は降雪や台風の影響が無ければいいんですが…特に2月や9月は。
「重賞の変更等」
・チューリップ賞のGⅡ格上げ
桜花賞のトライアル競走として競走内容が充実しているチューリップ賞をGⅢからGⅡに昇格。
何十年も前からチューリップ賞はトライアルとして充実していましたが、ココに来て…。エルフィンS、いやアネモネSを数年後に重賞に昇格させる気でしょうか?
・東京優駿と優駿牝馬の優先出走権
競走内容の充実を図るために、トライアルの優先出走権の着順を変更
東京優駿(日本ダービー)
皐月賞5着以内(4着以内から) 青葉賞2着以内 プリンシパルS1着
優駿牝馬(日本オークス)
桜花賞5着以内(4着以内から) フローラS2着以内(3着以内から) スイートピーS1着(2着以内から)
レースレベルを考えれば分かる事でしたが、馬券の売れ方に影響が出てしまう事にようやく気が付いたようで。さらに牡馬に続いて牝馬も優先出走権のスリム化。より早めに重賞で賞金を稼ぐ必要というのも出てきたようにも感じます。
・NHKマイルCのトライアル競走の整備
アーリントンCをNHKマイルCのトライアルとして、皐月賞の週の土曜日に異動(阪神の開幕週から最終週に)し、3着以内に優先出走権が与えられる。
さらに地方所属馬が出走できるステップを、ファルコンSからアーリントンCに変更。
ああ、開幕週の逃げ馬探しが…orz。桜花賞の翌週なので、牡馬の差し馬でしょうか?
皐月賞から連対馬が出ているので問題はないでしょうが、中2週はどうなんでしょう…。関西馬のマイラーなら朝日杯FS馬の復帰戦みたいな感じになるのか。
・3歳スプリント重賞の新設
京都芝1200mの葵Sを新設
東京優駿(日本ダービー)の週の土曜日に葵Sを新設。
近年、函館スプリントSに3歳馬の出走が目立ち、異動するアーリントンCからのレース間隔を考えても、3歳1200m戦を!という考えは分からなくもないです。後はニュージーランドTが1400mなら、コレがまたうまく作用しそうなんですが。
極論、スプリンターズを12月戻せば、アイビスSDをGⅠに…というのも無理ではないですが。
・JBC競走について
ダート競馬の祭典として地方競馬で実施しているJBC競走を、ダートグレード競走の魅力をお客様に知っていただく契機とするため、という事で2018年は京都競馬で開催。
それに伴いみやこSは休止…。
11月4日
JBCスプリント ダート1200m
JBCクラシック ダート1900m
JBCレディスクラシック ダート1800m
「地方が大変」というような話で中央で開催になったとか、ならないとか…。テレビ等でしっかり取りあげて、翌年以降につながるように知名度をあげてもらいたい。レースも地方所属の馬や騎手の存在感をアピールできれば…。
重賞実施日の変更
大阪杯の前哨戦の金鯱賞をフィリーズRと同じ日曜日にし、中山牝馬Sを土曜日に。
アーリントンCが皐月賞の前日の土曜になるので、前日にあったアンタレスSを皐月賞と同じ日曜日に。
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ひとまずはこのくらいのようで。あ、選挙中なので新しい農林水産大臣がハンコ押してから正式に確定するらしいです(笑)。
また必要な変更があれば、追記する事に。
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