今年も直線でやや不利があったマイルCSは…
4番人気ペルシアンナイトはそこそこのスタートだったと思うが、大外もあってか下がって後方へ。16番手を追走して、そして内へ入る。道中はほぼその位置取り。4コーナーではやや内目から直線は中ほどへ。追い出して、内へ進路を取ろうとするもレッドファルクスが入ったので、すぐに手綱を引いて外へ。残り300mで10番手で、右ムチが入ってサングレーザーと併せて一気に加速。残り100mを切って3番手に上がると、大きく追ってゴール板で捕えてゴールし優勝。
2番人気エアスピネルのスタートはそこそこ。2ハロンで9番手。1000mを切って8番手。道中はほぼその位置取り。4コーナーから直線で外に出す。追い出して右ムチの連打で加速して6番手。200mの手前で先頭に立って、右ムチと追いで粘っていたが、外から強襲されてハナ差2着。
「馬はとてもいい状態で、いいレースをしてくれました。ただ反応が良すぎて、速めに前に出てしまう形になりました。とても能力が高く、GⅠを勝てる力のある馬です」 と、R.ムーア騎手。
7番人気サングレーザーはまずまずのスタート。11番手の内へ。1000mを切って10番手に上がる。道中はその位置取り。4コーナーから直線では中ほどから外へ。300mを切って追い出して、左ムチの3連打が入る。200mを切って8番手。追いと左ムチで上がって行くも、100mを切った辺りで内からペルシアンナイトに交わされる。4番手になるも追ってレーヌミノルを交わして3着。
5着はレーヌミノル。5着は1番人気イスラボニータ。直線にはいる辺りでサングレーザーの斜行で、ウインガニオンに接触した事もあって、「直線で外の馬とぶつかってバランスを崩しました。そこからもう一度頑張ってくれたのですが、トビの大きい馬なので、バランスを崩してから伸びるのに時間が掛かります。あのロスが大きかったです」との事。
3番人気レッドファルクスは8着。「道中はいい感じで運べていたし、走りもよかった。ただ、残り200mで止まってしまった」とコメント。
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予想は2着、5着、7着、17着。
敗因は馬場と斤量の判断を誤った事。ペルシアンナイトはシンザン記念と富士Sから重馬場がダメだと思ったんですが、稍重発表…。斜行もありましたが、サングレーザーは斤量差を気にしたのが失策。
稍重はともかく、悪かった馬場の影響か前からの馬があまり粘れず…斤量の軽かったレーヌミノルが4着。
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クルーガーは「もう少し前の位置でレースをしたかったのですが、スタートでなかなか進んで行きませんでした。道中はリズム良く走れたのですが、上位の馬との差は外を回った分もあるでしょう。能力は高い馬です」 。
ウインガニオンは前からも行けず…「GⅠではちょっと厳しかったですね」。
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今年は台風が2週連続で来たり、雨が続いたりして、馬場が難しい…
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