中山3600mで行われるGⅡ「ステイヤーズステークス」。
障害競走を除いて、平地競走で最も長い重賞。今年は3着もチェックしておきます。
ステイヤーズSの傾向 (過去10年の連対馬+3着馬データから) 2017
<実績>
最低連対ラインは「1000万勝ち」。
該当するのは1600万以上が……
「1600万は7戦して3着2回や4着3回、OP以上はダイヤモンドS3着のみ」のカムフィー
「神戸新聞杯9着、1600万5着」の12年時のファタモルガーナ
「神戸新聞杯7着、1600万3着」イグアス
「OPは白百合S4着、重賞は6戦して弥生賞5着やアルゼンチン共和国杯3着」のコスモヘレノス
次点は「1600万勝ち」。OP以上が…
「京成杯8着のみ」のアルバート
「OPは6戦してカシオペアS3着やアンドロメダS4着、重賞は3戦して日経賞8着、目黒記念16着、朝日CC3着」のゴールデンメイン
「OP6着と3着、重賞はアルゼンチン共和国杯15着」のエアジパング
「日経新春杯5着、宝塚記念10着、京都大賞典7着、アルゼンチン共和国杯9着」のマキハタサイボーグ
残り12頭が「GⅡ連対」。
ただ、1年延ばすと「クイーンS2着で、GⅡ以上がエリザベス女王杯3着、JC8着、目黒記念4着、オールカマー3着」のエルノヴァがいる。
(3着は「1600万2着」。「1600万3着と2着、OP以上出走なし」。次点は「1600万勝ち、OP以上は毎日杯14着のみ」。次々点は「OP勝ち、ダイヤモンドS6着、目黒記念5着、アルゼンチン共和国杯4着」のモンドインテロ、残り7頭は「重賞連対」。ちなみに2年延ばすと「1000万勝ち」がいる。)
<距離>
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。
2000mまでだったのは2200m以上が…
「青葉賞10着、セントライト記念17着、アルゼンチン共和国杯3着」のコスモヘレノス
次点は「2200m」。
「2400mは4戦4着2回など、2600mが5戦3着4回、ダイヤモンドS3着」のカムフィー
次々点は「2400m」。
「2500m以上初」のアルバートとイグアス
「2500mGⅡ12、5、7、札幌日経OP4着、菊花賞9着、天皇賞(春)6、13着」のユニバーサルバンク
残り15頭は「2500m以上連対」でコレがメインになりそう。
ただ、半分以上の11頭には「3000m以上連対」があり、1頭は入れておきたい。
(3着は「1900m以上勝利」。「2000m以上初」のデスペラードで「芝は3戦1勝」と路線変更もあった。それ以外は「2500m以上連対」。5頭には「3000m以上連対」があった。)
<コース>
「中山連対」12頭、「初出走」2頭。
残りは…
「京成杯8着と1000万6着」のアルバート
「ステイヤーズS3着のみ」のデスペラード
「GⅡ3戦してオールカマー3着など」のユニバーサルバンク
「セントライト記念3着のみ」のフォゲッタブル
「日経賞8着のみ」のゴールデンメイン
「1600万11着のみ」のマキハタサイボーグ
6頭中5頭が「GⅡ3着か1戦」、残り1頭も「2戦」なので出走が少ない場合はセーフ。
ちなみに「阪神と福島出走なし」のアルバート以外の「中山連対」がなった馬には「阪神連対」か「福島連対」があり、直線の急な坂はクリアしていた。
(3着は「中山連対」7頭、「初出走(ダート除く)」2頭。残りは「1600万8着のみ」。)
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行、マクリ差し」16頭、「差し」3頭。
1000mは64.0、64.5、64.5、60.5、63.0、61.0(不良)、61.1、65.9(稍重)、64.0、64.0と、速くない。
「開幕週」に加えて、「直線の短い」中山コース、さらにペースが落ちつく「長丁場」なので4コーナーである程度の位置に進出していないと厳しい。
(3着は「先行、マクリ差し」5頭、「差し」4頭、「追い込み」1頭。)
<その他>
「人気」は10年で1番人気5連対、2番人気2連対、3番人気2連対。
4番人気4連対、6番人気2連対、7番人気2連対で、残りは5、8、13番人気。
少し上位人気が苦戦しているが、「1~7番人気」が9割方なので、あまり大きくは荒れない。
3着は2、4、1、7、2、12、3、2、11、5番人気。
二桁人気が2割ほど来ており、荒れるなら3連複か…。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で17頭。
逃げや2、3番手が該当しない(している馬もいる)くらいで、マクリの多さを考えても、残り600mの脚がいい馬を狙いたい。
(3着は7頭が該当。)
鞍上は10年で「横山典弘」騎手の4連対がトップ。
「北村宏司」騎手の3連対、「R.ムーア」騎手と「吉田豊」騎手の2連対が続く。
ちなみに現役では横山典弘騎手は4勝をあげている。
(3着は複数はなし。「吉田豊」騎手や「三浦皇成」騎手など連に名前のある騎手も。)
今年はチャレンジC、以前は金鯱賞や鳴尾記念と同日で、騎手は分かれる。
年齢は10年で…
「3歳」4頭
「4歳」4頭(3着4回)
「5歳」5頭(3着1回)
「6歳」3頭(3着1回)
「7歳」(3着1回)
「8歳」2頭(3着1回)
「9歳」1頭(3着1回)
「10歳」1頭
「11歳」(3着1回)
かなりの高齢馬も絡んでおり、他のレースと比べると折り合いが重視されることもあり、そういった部分では侮れない。
長距離のGⅡという事もあって…
「阪神大賞典」
「菊花賞」
「ステイヤーズS」
辺りの連対馬との相性が良さそう。
前哨戦では「アルゼンチン共和国杯組」が9頭と多い。
着順は「2、9、6、10、3、2、15、9、8着」とあまり気にする必要はない…。
(3着も5頭が「アルゼンチン共和国杯組(4、2、13、12、7着)」。)
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