前回の高すぎる「はぁどる」を超えられず、右から来たものを左へ受け流された麿。
口髭が「むぅでぃ勝山」に似ておると言われる今川氏真(いまがわうじざね)ぢゃ。
前回は、家康殿の「合戦(駿府)」を「内政」に受け流した麿ぢゃったの!
さて、今回も米売却を頑張ってまいるぞ。
ただ、初回と比べて兵糧の売却金額が「軍資金1200貫稼ぐ」に替わっておった。
100貫も増やしてきおった。
調べた相場は、交易品のように判らなくなっておらず、まだ確認可能ぢゃった。
売却候補地は、455が土崎湊・敦賀・岡崎、441が江戸・岐阜、434が雑賀、427が直江津・甲府など。
購入候補地は、260が小諸、270が堺、280が会津、290が宮津など。
まず、は所持金を最大にしてく。
一番遠い会津へ向かう。
東北地方の相場を調べ、230千石を54740貫で購入。
直江津に向かい、北陸地方の相場を調べて売却。
計算間違いで120千石を売却してしまい、2度目の交渉で所持金オーバーになってしまう。
最近この手の計算が出来ぬぞ…。
計算機使うたほうが良いのかもしれぬ。
この時点で残り兵糧113千石で、所持金は100000貫。
次の安い所へ向かう。
お隣の小諸ぢゃ。
甲信地方の相場を調べる。
232千石を51272貫で購入。
麿は、兵糧を合計345千石を所持しておる。
この時点で相場が変わるまで20日ほどぢゃ。
次の購入場所は宮津と堺ぢゃが、麿は一旦自宅へ戻る。
浜松の町で東海地方の「米相場」をチェックし忘れておったのぢゃ。
浜松では大久保長安(おおくぼながやす)殿に嫌味を言われた。
この御仁のこういう設定は少々疲れる…別に腹も立ちはしないのにの。
浪人時代から豹変しておるのが、滑稽なくらいぢゃ。
ついでに自宅に戻って金庫に所持金を預けておく。
金庫に99900貫入っている状態くらいにしておいた。
これが一杯だと、徳川家の知行が振り込まれなくなるとか…。
新婚の麿は「つう」のためにも、5貫でも無駄にすまいぞ!
所持金32954貫ぢゃ。
あっ!
Σ(゚д゚lll)ガーン
次の売却地は…岡崎。
隣ではないか!しかも東海地方…。
「計画的に計画を!」
ぼったく…消費者金融の「こまーしゃるふぃるむ」が思い浮かぶ…。
何でも、町に出入りするだけで、時間の経過は進んでいくのぢゃ。
気をつけねば。
岡崎で130千石を67990貫で売却し、またも10000貫を超えてしまった。
ちょこちょこ計算間違いをするが、もう気にしない事にした。
(知行の5貫を無駄にしないといったのはどこのドイツでしたっけ?)
次は、堺の町へ行く。
53815貫で購入し、兵糧の総数は450千石になったぞよ。
町を出ようとした麿であったが、
禿げたブレーンに「物品購入」を勧められた。
現在の相場だと200千石ほどで所持金は一杯となる。
単純計算で200000貫はある事になるのぢゃ。
何故「物品購入」なのぢゃ?と思って聞いてみると…。
商人との親密度を上げるためだそうぢゃ。
この先の仕事にいい結果を及ぼす可能性があるそうなので、すなおに従った。
今井宗久(いまいそうきゅう)から物品を購入したのだが、「値切る必要はない」らしい。
金ありすぎるからの。
失敗して親密度が下がるリスクなど考えんで良いそうぢゃ。
価値5以上のものを買いあさると「親密度」が最高になっておった。
そうぢゃ!堺には南蛮商館もあったのぢゃった。
こちらでも物品を購入してまいる。
南蛮人のエンリコから購入するが、価値5の物をすべて買うても、親密度は最大まで上がらずぢゃ。
仕方なく、残りは価値4のものを少しずつ買っていったが、60個買う羽目になった。
結構な出費ぢゃ。
本当に、良いことがあるのかのぉ…。
訝(いぶか)しげにいう麿。
!
何ぃ!
もう一度エンリコを尋ねろぢゃと?
麿は、用も無いのに人に会いに行くような無礼者では無いぞ!
?
とにかく行けば良いのぢゃな?
渋々、向かった麿であったが、会った瞬間に納得した。
「オー、今川サン。イラッシャーイ!」
「そうだ、今川サンに聞きたいことありマス。メノウという石をご存知デスカ?」
「メノウ?ああ、飾り物などに使うきれいな石だろう」
「そう、それデース!」
「メノウがどうかしたのか?」
「ハイ、ワタシの国ではメノウ高く売れマス。この国でも北陸チホーのどこかにメノウがたくさん出る場所あるソーデス」
「ほう、そうなのか」
「というワケデ、あたなにこのマルヒ資料差し上げマース」
「瑪瑙産出」札(カード)を手に入れた。
「瑪瑙産出」…特定の町の座で特産品・「瑪瑙(めのう)」を取り扱えるようになる。
「これは、いったい?」
「ハイ、これを見ればメノウもっとイッパイ産出デキマス。ソーすれば、値段安くなって、ワタシ達もうかりマス」
「なるほど、そういうことか」
「メノウ出てくる町を探して、座のオヤジにこの資料見せてクダサイ」
「うむ、わかった。北陸地方のどこかなのだな?」
「ハイ、ソーデス。デハ、よろしくネ」
なるほど…仲良くなると良いこともあるのぢゃな。
これは楽しみぢゃ。
また、暇を見つけては北陸の座をめぐらねば…。
次は隣の石山と京の町へ向かって買いあさった。
しかし、彼らは特別に何かくれるわけではなかったぞ。
やはりエンリコだけぢゃったのかもしれぬ。
所持金は9132貫になっておった。
すぐに敦賀で180千石を売却した。
宮津で206千石を50676貫で購入ぢゃ。
相場が変わるまでにまだ7日ある。
ついでに足をのばして、となりの鳥取の町へ向かい「相場」を調べた。
買い時が姫路の450、売り時は倉敷の434ぢゃ。
ここまで来たら、金の使いついでに博多と平戸でも買うとするかの。
博多にもうすぐで到着という時に病ぢゃ。
宿屋に飛び込んだ!
直後に忍びの報告があった。
「佐竹家は滅亡しました。」
1582年5月26日の出来事ぢゃった…。
北条が北上しておる証ぢゃ。
薬を飲んで一眠りした麿は、九州の「米相場」を調べた。
買い時は小倉(こくら)と飫肥(おび)の470、売り時が八代の434ぢゃった。
その後、商家で価値5以上のものを買いあさった。
4のものも買っておいても良いようぢゃ…それぞれのさじ加減で行えば良いらしい。
さて、平戸の南蛮商館に入ると…。
「そういえば、石山の座の親父が砂糖の作り方を探ってくれと言っていたな…」
麿…思い出した!
石山で座に入った時に、何やらいつもと違う話が出た事があったのぢゃが、麿は話を記録しておかなんだのだ…。
その時は、何か他の事に気を取られておったので、気にしてなかったのぢゃが、こういう事ぢゃったのか!
あの時の話を書くのを忘れておった事を…
……
…
すまないと思っておる! (岸学風)
いやいや、これは「どきどきキャンプ風」ではないぞ…岸学風ぢゃ!
問題はなかろう?
では、話を戻すとするかの。
「よし。ちょっと尋ねてみるか」
「もし、ご主人」
「ハイ、なんでショー」
「砂糖というものは、南蛮の国では誰でもが口にできるものなのか?」
「ハイ、もちろんデース。お菓子作りにはかかせまセーン。」
「なるほど…して、砂糖はどのようにつくられるのか?」
「フッフッフッ…それはヒ・ミ・ツ、デース。前にも堺の商品、聞きに来まシータ。デモ、ワタシも商売デース」」
「むむ…それはそうであるが…」
「デモ、アナタ友達ネ。特別に教えてあげまショー」
「なに!教えてくれるのか!?」
「ハイ、友情のアカシデスヨ。100貫でイイデス。どうシマスカ?」
ふっ…麿は今、金が唸るほどあるのぢゃ。
100貫如(ごと)きでうろたえたりせぬ!
「よし、買った!100貫だな」
「オー!アリガトー!友達サイコーネ。デハ、これをドーゾ」
「製糖技術」を手に入れた。
特定の町の座で特産品「砂糖」を扱えるようになる。
「デハ、がんばって砂糖をフキューさせてくだサーイ!」
「あ、それと石山の座のオヤジにも教えてあげてイイデスヨ」
「アノ人、とっても砂糖にネッシンでシタ。きっとよろこぶデショー」
「そうだったな。石山の親父に報告してやらねば」
前回、家康殿に献上した財宝を購入しておったので、親密度が上がっておったのが、良かったようぢゃ。
?
何?
…そんな細かい事は良いではないか。
いやいや!
麿、お金あるし!
………
……
…
分かったぞよ…。
どうやら先ほどの「砂糖」は、25貫まで値切れたらしい…。
そんなセカンドチャンスがあるとは思わんぢゃないか!
ふて腐れて帰ろうとする麿ぢゃったが、もう一度ミランダを訪ねた方が良いらしい。
「オー、今川サン。イラッシャイ。」
「そうだ、今川サン。この石を知ってマスカ?」
「どれ…ああ、これは水晶だな」
「そう、水晶デース!」
「これがどうかしたのか?」
「ハイ、水晶にもいろいろアリマス。中でもトテモ透明なモノ。とても価値アリマス」
「この国では価値ある水晶イッパイ採れると聞いてマス」
「ほう、そうなのか」
「仲間のウワサでは大きな湖の近くの町、水晶イッパイ出る所あるソーデス。」
「と、いうワケデ、アナタにこのマルヒ資料差し上げマース」
「水晶産出」を手に入れた。
「これは、いったい?」
「ハイ、この資料見れば、トテモ透明な水晶イッパイ出テキマス。ソーすれば、値段安くなってワタシ達もうかりマス」
「なるほど、そういうことか」
「水晶出てくる町を探シテ、座のオヤジにこの資料見せてクダサイ」
「うむ、わかった。大きな湖のそばだな?」
「ハイ、ソーデス。デハ、よろしくネ」
町を出ると月が替わって「米相場」が変わった。
困った事に幾つかの相場が分からなくなっている…関東地方と近畿の一部ぢゃった。
とりあえず、売り時は弘前、宮津、博多の455、土崎湊、会津、甲府、亀山、雑賀、倉敷の448、堺の441など。
買い時は直江津の340、岡崎の390、敦賀の430あたり。
現在476千石兵糧を持っており、30日以内に兵糧を売り切って、お金を使い切る必要がありそうなのぢゃ。
色々なものを買うたのぢゃが…まだまだ金が使いきれぬ。
困った事になったぞよ。
もっと貯金とかできんのか?
うーむ無理か…。
とりあえず、博多て120千石売って、所持金を99469貫にしておく。
麿はブレーンに泣きついた。
すると、「投資」を勧めてくれた。
言われるがままに動く麿!
「厳島(いつくしま)」に18000貫投資。
「今治(いまばり)」に21000貫を。
「三原」に18000貫
「倉敷」にて100千石売って所持金93969貫に。
「長船」に6000貫投資。
「石山」へ。
「おい、主人!砂糖の作り方を教えてもらったぞ。」
「なにっ!ど、どれ見せてくれ!」
「ふむふむ…なるほど…」
「どうだわかったか?」
「よーし、これでバッチリだ!これからは砂糖で稼いでやるぜ。あんたも砂糖で儲けてくれよ!」
加えて石山に12000貫投資。
南に降りて雑賀に21000貫投資。
米売却に失敗して、値が下がってしまった。
仕方なく、交渉2回で65千石売っておく。
「安土」の座にて…
「もし、主人。この町で水晶は採れるのか?」
「水晶?寝ぼけたことを言うな。この町では水晶なんか採れないぜ」
「そうか…大きな湖の近くの町で採れると聞いてきたのだが」
「大きな湖の近く?ああ、それなら長浜の町のことじゃねえか。あそこは昔から水晶が有名だ。でも、商売になるほどたくさんはとれやしねえぜ」
「そうか、長浜の町か。礼を言うぞ」
「ああ、何だか知らねえががんばるんだな」
安土に6000貫投資して、長浜ヘ向かう。
「長浜」では…
「もし、主人。この町で水晶は採れるのか」
「水晶?ああ、昔から細々と採ってるな」
「南蛮商人にこんなものをもらったのだが、ちょっと見てくれるか?」
「ああ、どれどれ…」
「ほう、これは…なるほど、これに書いてある方法を試せば、質のいい水晶が採れるというわけか。おもしろい!さっそく鉱山のやつらに教えてやろう。うまくいけば、おいしい商売になるぜ。あんたにもたっぷり儲けさせてやるからな」
「ああ、楽しみにしているぞ」
長浜にも18000貫投資した。
北上して敦賀(つるが)に向った。
「おい、主人。この町でメノウは採れるのか?」
「メノウ?この町ではメノウなんか採れないぜ」
「そうか…北陸のどこかの町で採れると聞いてきたのだが」
「おお、そういえば金沢の町なら採れるかもしれねえな。だが、商売になるほどたくさんは採れやしねえぜ」
「そうか、金沢の町か。礼を言うぞ」
「ああ、何だか知らねえががんばるんだな」
どこかで聞いたような台詞ぢゃったが、微妙に違うあたりが小憎らしい演出ぢゃな…。
6000貫投資した。
そして「金沢」入りぢゃ。
「おい、主人。この町でメノウは採れるのか?」
「メノウ?ああ、小さな鉱山で細々と採ってるな」
「南蛮商人にこんなものをもらったのだが、ちょっと見てくれるか?」
「ああ、どれどれ…」
「ほう、これは…なるほど、これに書いてある方法なら、もっと多くのメノウが採れるぜ。おもしろい!さっそく鉱山のやつらに試させてみよう。うまくいけば、おいしい商売になるぜ。あんたにもたっぷり儲けさせてやるからな」
「ああ、楽しみにしているぞ」
金沢に12000貫投資しておいた。
「輪島」にも6000貫投資したぞ。
次は「岐阜」で6000貫投資、「清洲」に9000貫投資した。
残りは7日ぢゃ。
金が少なくなったので堺で売る。
200千石ぢゃったので、2度の交渉で97000貫ぢゃ。
ここまでくると無理する必要は無いと思ったのぢゃ。
「津」と「小田原」で12000貫投資ぞ。
残り5日ぢゃ。
ついでに小田原の相場をみると427で売れるので兵糧の残りをすべて売却した。
本拠の浜松城に戻って、家康殿に報告ぢゃ。
1200貫以上ということぢゃったので、2500貫上納した。
勲功が60上がった。
報告が終わったゆえ、家路に着く。
久々の「つう」との一時(ひととき)は、仕事の期限を気にして急いでおった麿を癒してくれた。
つうと話すと「立花宗茂殿は武具がお好みです」と教えてくれた。
さすがは麿の妻…気が利くのぅ。
次の仕事にも力が入るというものぢゃ。
…
まとめは「
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