やってきました長距離GⅠ「天皇賞(春)」!
あくまで『折り合い次第』が大前提なのですが、『長距離は血統が少しは主張する』という持論を展開してきたワケなので、素人ながらにまたしても血統のチェックをしておきます…。
過去5年の天皇賞(春)の連対馬の血統は…
09年
マイネルキッツは母の父に天皇賞(春)や菊花賞馬を輩出した
サッカーボーイ。アルナスラインは自身が菊花賞2着で、父
アドマイヤベガはサンデーサイレンス産駒。
08年
アドマイヤジュピタの母の父は産駒にライスシャワーらを出して、母の父としてはフローテーションなどを出した
リアルシャダイ。メイショウサムソンは天皇賞(春)1着や菊花賞2着のテイエムオペラオーを出した
オペラハウス産駒。自身も前年優勝しており、母の父ダンシングブレーヴも産駒ホワイトマズルから天皇賞(春)勝ちを出している。
07年
前述の
オペラハウス産駒メイショウサムソンが優勝。2着はエリモエクスパイアは母の父
コマンダーインチーフは前述のダンシングブレーヴ産駒で、産駒コマンドスズカが天皇賞(春)2着。
06年
ディープインパクトは菊花賞馬や天皇賞(春)勝ちを何頭も出している
サンデーサインス産駒。母の父としても菊花賞馬を出している。リンカーンは菊花賞2着の
サンデーサイレンス産駒。母の父は
トニービンで、ジャングルポケットが天皇賞(春)2着など。
05年
スズカマンボも
サンデーサインレス産駒。2着のビッグゴールドの父は、3冠馬ナリタブライアンや菊花賞や天皇賞(春)などを勝った
マヤノトップガンを出したブライアンズタイムで、母の父としても菊花賞馬スリーロールスを輩出している。
「父」か「母の父」に「
天皇賞(春)馬や菊花賞馬を輩出、或いは2着を出したことのある血統」の名が見つかります。サクラバクシンオーやタイキシャトル、クロフネなどの名が無い辺りで、ご理解いただけるのではないかと…。(今後、出走馬すべてがサクラバクシンオー産駒になったりするとナンですが)
ただ、血統はあくまでそういう産駒が出やすいというイメージを持っているのが好ましく、ダンスインザダークやブライアンズタイムの仔で、母系にもスタミナ血統が名を連ねたり、兄弟姉妹が長い距離で活躍していても1200mまでしか活躍していない…というケースもあるので、あしからず。
もし迷ってしまうようなら、出走馬の血統から狙ってみる…という程度で。