中山1600mで行われる2歳GⅠ「朝日杯フューチュリティステークス」。
ジャパンカップダートの移行で1週延びているが、影響もあるだろうが、ひとまず考えないで…。
朝日杯フューチュリティSの傾向 (過去5年の連対馬データから)
【実績】
最低連対ラインは「新馬勝ち」。
ただ、9頭に「重賞3着」があり、残り1頭もキャリア2戦目のゴスホークケンの「重賞4着」と重賞で上位の実績がある馬が連に絡んでいる。(ちなみに重賞は1400m以上の重賞である。)
過去には「未勝利勝ち」が勝った事もあるが、10年以上も前だけに参考にはしづらい。
せめて『OP勝ち』はあった方が良いだろう。
【距離】
全馬に共通するのは「1400m以上勝ち」。
しかし、1400mまでの2頭は「1600m以上が初めて」で、7頭は「1600m以上連対」があった。
最後の1頭も「1500m勝ち+1600mは1戦してGⅡ3着」とほぼ連対相当の結果だった。
本来なら「1600m以上連対」としたいトコロだが、「1500m以上連対」にせずにスーパーホーネットを切った過去があり、出来れば残しておいた方が良いと思うのだが…果たして。
【コース】
「中山連対」があったのはわずかに1頭。
他は軒並み「初出走」となっており、確かにOP以上が1つしかないとはいえ、先週の阪神JFと同じく、2歳戦が開催されてからレースがある割に、あまりデータとして現れていない。
少々勘ぐってしまうのだが、何かワケでもあるのだろうか?
【脚質】
「逃げ」1頭、「先行」4頭、「差し」4頭、「追い込み」1頭。
どこからでも通用しそうだが、少し前までは「圧倒的に前有利」だった。
特にここ2年がそう感じさせるだけに、1週開催が遅くなった影響のようにも…。
【その他】
人気は1番人気が1勝だが3着3回で、2番人気も4連対しており、あまり大きく荒れていない。
やや手薄感のあった07年以外は比較的堅めの配当かと。
3番人気は1度しか馬券に絡んでいないが、5番人気が3度馬券圏内と、「単穴」より「連下」くらいが多く絡んでおり、メンバー次第では過剰人気となる可能性もある。
牝馬と比べると距離の影響もあって、3歳牡馬3冠との結びつきが少し薄い。
圧倒的に強い馬が出走する事は少ないと考えたい。