本来は福島1800mで行われる3歳限定ハンデGⅢ「ラジオNIKKEI賞」。
今年は震災の影響もあって中山で行われる。05年以前は別定で「ラジオたんぱ賞」だったが、ハンデ戦になり、現在の名称になった。
過去の連対馬からはスクリーンヒーロー、ソングオブウインドなど後のGⅠ馬の名も見られる。
ラジオNIKKEI賞の傾向 (過去5年の連対馬データから) 11
<実績>
最低ラインは「
500万勝ち」。
ハンデの影響もあってか、出走ラインとも考えられる程度になっている。
ただ、『重賞初出走』の3頭以外には『重賞7着以上』と、重賞である程度やれている必要はありそう。
<距離>
全馬に共通するのは「
1600m以上勝ち」。
ただ、最短連対の3頭は「2000m3着」と「2000mOP8着のみ」か「1800mGⅢ12着のみ」で、惜しい内容か1800m以上を使っていなかった。
数を走っているなら「1800m以上」で結果が欲しい。
<コース> ※今年は中山開催です。
「福島連対」はわずかに1頭で、残りは「初出走」だった。
しかし、「直線の急坂」という事もあって、9頭中8頭に「中山連対」か「阪神連対」があった。
残りの1頭は「中山」と「阪神」の両方が「初出走」で、結果こなせたという事かと。
<脚質> ※今年は中山開催です。
「先行途中逃げ」2頭、「先行、マクリ差し」4頭、「差し」4頭。
直線が短い小回りという事で、4コーナーである程度前につけている方が良い。
ただ、差し馬も絡んでいるので、一概には言えないが…。
<その他>
ハンデは52~57キロの平均54.3キロ。中央値54キロ。
1番人気は3着1回と連に絡んでいない。
代わり?に2番人気が3連対しているのだが、ハンデが1番人気より軽かった。
2頭が共に連を外した(3着はある)場合は、1番人気と2番人気のハンデが同じだったので、その影響が少しはあるのかも…。
…
さて、今年は中山1800m開催という事で、ハンデ戦と別定(定量)戦や開催月は違いますが3歳1800m重賞の「スプリングS」と「フラワーC」の過去5年の連対馬20頭を参考にしてみます。
コースは「中山連対」か「初出走」がほとんどだが、「1戦程度」ならセーフ。
今年は震災の影響で使えていない場合もあるので、判断が難しいかもしれないが…。
脚質は「逃げ」4頭、「先行」9頭、「差し」7頭。
13頭が「4コーナー5番手辺りより前」だが、差しが届いていないワケでは無い。
ハンデ戦という事を考えると、「後ろからでも突っ込んでくる」と考えておきたい。