天皇賞(秋)に向けての1戦、中山2200mで行われるGⅡ「オールカマー」。
オールカマーの傾向 (過去5年の連対馬データから) 11
<実績>
最低ラインは「重賞2着」。
厳密には全馬に『重賞連対+重賞3着以上』があった。
重賞キャリアが少ない馬でない限りは、重賞で2度くらい上位が無いとマイナスかと。
ただ、7年前には「重賞7戦して重賞3着+重賞4着」があるが、9頭立てだったので、出走頭数やメンバー次第と考えておきたい。
<距離>
全馬に共通するのは「2000m以上連対」。
ただ、該当するのは「2200m以上が2200mGⅡで4着、3着、10着の3戦」の1頭だけ。
残り9頭は『2200m以上連対』と、数を走っているなら結果が出ていた。
<コース>
「中山連対」が9頭。
残り1頭は「新馬15着と前年のオールカマー3着」なので、やれる下地はあった。
7年前も「OP7着のみ」があったので、数走っていない場合は問題ないかもしれない…。
<脚質>
「逃げ」2頭、「先行、マクリ差し」5頭、「差し」3頭。
いずれも4コーナーで真ん中辺りには進出しており、差した3頭は59キロの「GⅠ連対馬」で2着止まりなので、コース的にも「前有利」。
<その他>
1番人気は4連対で、残り1頭も上位4頭が人気拮抗しておりハナ、クビ、ハナ、クビ差の5着と悪くない。
連は6番人気で決まっており、あまり大荒れは期待できない。
ただ、2馬人気が1連対、3番人気も1連対なので、ガチガチに堅く収まるワケでもない。
連対馬全馬に『中山1800m以上GⅡで3着以上』があった。
トリッキーなコースなだけに、高いレベルで結果が出ている方が良いようで。
6、7年前には、「中山GⅡへの出走が初」は連対しているので、その辺りに余地は残るかと。