東京ダート1400mで行われるGⅢ「根岸ステークス」。
フェブラリーSに向けての1戦としても有名だが、交流GⅠやJCDからの参戦が増えており、関連は強くない。
根岸Sの傾向 (過去5年の連対馬データから) 2012
<実績>
最低ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは2頭、次点「OP勝ち」は1頭で、残り7頭は「重賞連対」だった。
重賞連対がない3頭はいずれも「重賞初出走かダート重賞初」なので、ひとまずは重賞実績に注目したい。
ちなみに重賞は「中央重賞」なので、交流の場合は危ないかもしれない…。
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝ち」。
ただ、9頭は「1400m勝ち」があり、残り1頭も「1400mは3戦して1000万3着」があった。
数年さかのぼっても該当する『1400m勝ち』を中心に考えたい。
<コース>
「東京連対」は7頭、「初出走」が3頭。
左回りと直線が長いコースで、得手不得手が出やすい。昨年も1番人気の10武蔵野S15着とダメだったケイアイガーベラが1番人気で8着に敗れている。
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」4頭、「差し」5頭。
直線が長いので後ろからでも届くのだが、前で残るケースもあるので注意が必要。
<その他>
1番人気は3連対と悪くない。
昨年のケイアイガーベラは左回りに不安があり、09年のバンブーエールは中央重賞は連がなく、交流GⅠ勝ちで59キロを背負っていた。
2番人気が1連対、3番人気も1連対、4番人気1連対、5番人気2連対で、上位5頭までが中心。
ただ、11番人気が2連対と人気薄が絡むこともあるので、荒れる事も
「前走」は、「GⅠ5着」と「芝重賞14着」以外の8頭が『勝利』。
勝っていない2頭も前々走が「重賞2着」と「ダート勝ち」なので、ある程度状態が良い馬を狙いたい。
半分の5頭が「東京ダート1600m重賞連対馬」。
芝からダートへの直線200mを除けばコースが同じなので、相性は良さそう。
ただ、人気で飛んだ馬もコレに該当している場合もあるので、飛びつくのは危ない。