函館2000mで行われるハンデGⅢ「函館記念」。
今年は函館開催が始まるのが早かったので、行われるのは1週間早い。影響があるとすれば、気温とかぐらいだろうか?09年は札幌開催だったので、それを除いた函館開催5回分で考えます。
函館記念の傾向 (函館開催の過去5回の連対馬データから) 2012
<実績>
最低ラインは「OP勝ち」。
該当するのはマイネルスターリーとフィールドベアーの2頭。ただ、2頭共に重賞3着があった。
残り8頭には「重賞連対」がある。
まずは『
重賞3着以上』を一つのラインと考えたい。
05年には「OP2着」のブルートルネードがいるが、「OP1戦で、重賞も菊花賞13着のみ」。同じく05年のエリモハリアーは「OP勝ちで、重賞が福島記念9着のみ」。
重賞が少ない場合は、度外視してもいい。
<距離>
最低連対ラインは「1600m」。
ただ、該当するのは1600mで3連勝した後に故障して1年以上休養していたトーセンキャプテンで、復帰後は後方からの競馬になって福島民報杯OP4着、都大路S5着、目黒記念7着、巴賞4着。ある程度やれそうな雰囲気はあった。
それ以外が該当する『
2000m以上連対』は欲しい。
<コース>
「函館連対」5頭、「初出走」3頭。
残りは「函館はダート勝ち、芝は2戦して未勝利6着」のキングトップガンと「OP4着のみ」のトーセンキャプテン。
どちらにも出走が無かったエアシェイディを除いて、初出走だった馬や連対が無かった馬には「札幌連対」か「阪神連対」があった。
<脚質>
「先行」6頭、「差し」4頭。
1000mの通過は59.7、57.8、59.0、63.0、60.5で、かなりペースが上がったのは1回。
ただ、前が速くなったりもするが、小回りの部分もあって「前が有利」。
<その他>
ハンデは52~57キロで、平均55.4キロ。中央値は56キロ。
牝馬のロフティーエイムが52キロなので、牡馬だともう少し重くなるが…。昨年は軽量2頭だった。
トップハンデは、人気していない馬もいたが、3着にも入っておらず苦戦中。
1番人気は3連対、2番人気が2連対。
4番人気が2連対、残りは7、9、12番人気なので、少し荒れる事も。