中山ダート1200mで行われるGⅢ「カペラステークス」。
今年で新設されて5回目。かつて1月に行われていた中山ダート1200mのガーネットSは途中からハンデ戦になっており、条件が違う部分や古いデータを使うのに抵抗があるので、今までの4年分から…。
カペラSの傾向 (過去4年の連対馬8頭のデータから) 2012
<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは「プロキオンS5着と武蔵野S13着」の10年のティアップワイルドと「全日本2歳優駿5着とUAEダービー5着」のビクトリーテツニー。
次点「OP勝ち」は、ダート重賞は「根岸S7着のみ」のセイクリムズン、「重賞初出走」のミリオンディスクとダイワディライト。
残り3頭は「重賞連対」。
ガーネットSは7頭が「重賞連対」だったので、実績はあまり高くなくてもいいのかも。
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上連対」。
1200mが初だった10年のティアップワイルド以外には「1200m勝ち」があった。
1回目のスリーアベニュー(1400m以上が1400m3戦OP4着など、1700mが1000万5着のみ)以外には「1400m以上連対」があり、生粋のダート1200m馬では厳しいのかもしれない。
<コース>
「中山連対」3頭、「初出走」2頭。
残りは「OP3着のみ」、「OP5着のみ」、「1600万3着と5着、OP5着」。
少ない出走である程度の結果が出ていたので、数を走ってダメなら危うい。
<脚質>
「先行」4頭、「差し」3頭、「追い込み」1頭。
600mの通過は33.7(稍重)、33.0、33.6(重)、32.7(重)。
早めのペースと、雨で脚抜きがいい馬場もあってか後ろからも通用している。
<その他>
1番人気は1連対、2番人気が1連対、3番人気が2連対で少し人気が苦戦している。
残りは4、5、7、13番人気で、荒れる事もある。
上位人気で4着以下に敗れた馬(8頭中)では…
5頭が「中山ダート1200mが初」。
中山で出走があっても1200mは初、1200mで連があっても中山が初という場合もあり、やや不安はあったかと。
連対馬も2頭が「中山ダート1200m初」で、うち1頭は「1200m自体初」などで微妙だが、「中山ダート1200mOP3着のみ」や「中山ダート1200mOP5着のみ」と経験があった馬も連対しており、『初出走よりも1度以上使われている方』が多い。
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