中山1600mで行われる3歳牝馬のOP戦「アネモネステークス」。
重賞ではありませんが、桜花賞トライアルなのでチェックしておきます。99年までは阪神1400mで行われており、本番でも人気薄で絡む馬がいたのですが、中山になってからは…。
11年は震災の影響で中止されています。
アネモネSの傾向 (11年を除く過去5回分の連対馬データから) 2013
<実績>
最低連対ラインは「新馬・未勝利勝ち」
ただ、コレに該当するのは「新馬7着、未勝利2着、1着」のツーデイズノーチスと「新馬1着、さざんかS3着、500万3着」のフローラルカーヴのみ。前者は上のクラスが初めてで、後者はOP3着や500万3着である程度やれていた。
次点は「500万2着」で「OP以上はクローバー賞7着のみ、春菜賞3着など」のアンプレショニスト。次々点は「500万勝ち」で4頭で「クイーンC7着」のギンザボナンザ以外は「OP以上不出走」だった。
残り3頭は「重賞2着」だった。
一応「500万勝ち」がひとつのラインと考えられる。
10年に延ばしても「1戦1勝」や「未勝利勝ち直後」がおり、次点は「500万3着」でやれている。メンバー次第ではその辺りで通用しそう。
<距離>
全馬に該当するのは「1400m以上勝利」。
1400mまでだったのは3頭で「1500m以上がクローバー賞7着、赤松賞4着とひいらぎ賞11着」のアンプレショニスト、「1600m以上初」のソーマジック、「1600mは500万3着のみ」のフローラルカーヴ。
7頭には「1600m連対」があったが、明け3歳だけに数戦程度なら1400mで通用したりする。
05年には「1200m3戦のみ」のペニーホイッスルや「1600mが4戦して3着が最高」のマイネコンテッサでも連対がある。
<コース>
「中山連対」6頭、「初出走」3頭。
残りは「500万11着のみ」のアンプレショニスト。
キャリアが少ない明け3歳なので、1戦程度の敗戦で苦手かどうかは分からないかと。
10年でみても「4戦500万3着」や「500万3着のみ」」で通用しているので、数走っているなら3着くらいは欲しい。
<脚質>
「先行」3頭、「差し」7頭。
1000mの通過は61.4(不良)、59.5、60.1(不良)、59.3(稍重)、60.9と速めが多い。
直線が短い割にペースの影響もあってか「差し届く」。
<その他>
1番人気は3連対、2番人気2連対、3番人気が1連対。
残りは4、7、9、11番人気。出走馬次第では少し荒れている。
鞍上では「北村宏司騎手」、「内田博幸騎手」、「後藤浩輝騎手」が2連対ずつ。
少し延ばすと「柴田善臣騎手」と「松岡正海騎手」も2連対(北村騎手がもう1連対増える)。
関東のレースだけに連対厩舎と共に騎手も「関東勢」。
3着はあるし、厩舎によるとは思うが、関西馬は不利。
本番が関西という事もあり、有力馬がわざわざ不利な遠征してまで出走権を取ろうとはしないようで…。
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