GⅠという事で、いつものように皐月賞3着の傾向をチェックしてみます。
皐月賞3着の傾向 (中山過去5回の3着馬データを中心に) 2013
【実績】
最低連対ラインは「重賞勝ち」。
「重賞1戦で京成杯勝ち」のエイシンフラッシュ以外には「重賞勝ち+重賞連対」があった。
連対馬と比べて実績が高い馬が多い。
ただ、10年では「新馬1着、福寿草特別1着、若駒S1着、若葉S1着」のフサイチジャンクがおり、「重賞不出走」はセーフか。
【距離】
全馬に共通するのは「1600m以上勝利」。
1600mまでだったのは「1800m以上が弥生賞8着のみ」のセイウンワンダーのみ。朝日杯FS1着時でも重いと言われており、そこからさらに+12キロだったので、その影響もあったかと。
次点は「1800m勝利」で「2000m以上不出走」のディープブリランテ。
残り3頭には「2000m勝利」があり、コレをまず考えたい。
10年でも「1800m勝ち、2000m以上不出走」のタニノギムレット以外には「2000m以上連対」があった。
【コース】
「中山連対」4頭、「初出走」1頭。
初出走はフサイチホウオーは、4戦4勝で3勝が東京と輸送はクリアしていた。
10年でもフサイチホウオー以外は「中山連対」があった。ココでも連対馬より高いレベルが出ている。
【脚質】
「先行」1頭、「差し」4頭。
昨年以外は後方からで、ほとんどが「勝ち馬よりも後ろからの競馬」で、「届いていない」印象…。
10年ではメイショウボーラーの「逃げ」や先行も増えてくるが、やはり届かず3着は多いかと。
【前哨戦】
「弥生賞」2頭、「スプリングS」1頭、「共同通信杯」1頭、「京成杯」1頭。
着順は「弥生賞8着」のセイウンワンダー以外は「トライアル連対」か「重賞1着」。
昨年は連対馬にも出たが、ここ数年前までは「トライアル以外から」は3着止まりだった。
もう5年追加しても「トライアル連対」ばかりなので、セイウンワンダー以外は「3着や4着」の連対馬よりもレベルが高い…。
【その他】
人気は3、11、4、1、2番人気。
連対馬よりも人気がある方が多い。5年延ばしても2、3、6、3、1と二桁人気が少ない。
馬連の方が大きい配当になる事もある。
馬番は10年で「1~16番」(すべて18頭立て)で「4:6」で「外」が少し多い。
コレは連対馬とほぼ同じ。
全体的に見て『
連対馬より3着の方が条件が高め』。
もちろん、連対馬にもすべての条件を高い次元でクリアしている馬もいるのだが、最低ラインやクリアしている馬の数が3着より少なかったりする。
「通常人気を集める要素だけでは皐月賞は判断しづらい」。
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