阪神ダート1800mで行われる古馬GⅢ「アンタレスステークス」。
以前は次週の京都1800mで行われていたが、昨年からこの週に行われていた阪神1600mのマイラーズカップと入れ替わるカタチで、阪神開催に。1年分だけではナンなので、実績などは京都開催のアンタレスS4回分も一緒に。その他は、阪神ダート1800mのジャパンカップダートを参考にする。
アンタレスSの傾向? (過去5年の連対馬と阪神ダート1800m重賞から) 2013
<実績>
昨年は「11アンタレスS1着、11マーキュリーC1着、12仁川S(OP)1着など」のゴルトブリッツが1着、「1600万勝ち、OP不出走、重賞は12マーチS11着のみ」のアイファーソングが2着。
ちなみに「アルデバランS(OP)2着、12平安S3着、12マーチS6着」のシルクシュナイダーが3着だった。
京都開催時は「1600万勝ち、OP不出走、重賞は東京大賞典7着のみ」の11年時のゴルトブリッツ、「アルデバランS(OP)勝ち、重賞初出走」以外は「重賞連対」だった。少し長く見ても「重賞3戦して5着程度」なら問題はなさそう。
<距離>
昨年は「1700~2000m連対」と「1700~1800m連対」で、共に「1800m以上勝利」があった。3着は「1400~2000m連対」で1800m以上勝利だった。
レース数が多い1800mなので、結果が出ていないと厳しいかと。
ただ、ジャパンカップダートでは、「1600m勝ちで、1800mがレパードS9着、2000mがJDD4着、若葉S16着」のグロリアスノアがいる。次点は「1800m勝利、2000m以上不出走」のエスポワールシチーで、残りは「1900m以上勝利」なので、少ないが可能性は残る。
<コース>
昨年は勝ち馬は「OP勝ちなど2勝」、2着は「未勝利勝ち」、3着も「2勝」。
直線の急な坂もあるので結果はほしい。
ジャパンカップダートは「阪神勝利」か「阪神ダート初」なので、結果が出ていないとマイナスだと考える。
<脚質>
昨年は1着は「先行」、2着は「逃げ」、3着は「差し」。
1000mの通過は60.5だった。
ジャパンカップダートは「逃げ」3頭、「先行」3頭、「差し」4頭。
1000mは59.8、60.9、60.0、60.7、60.2。
「逃げ」はトランセンドとエスポワールシチーで1番人気だったので、力が抜けていた感は否めないし、差し馬も上がりの速い馬ばかりだった。残り600mで良い脚が使える位置取りにいれば差しでも届く。
<その他>
昨年は1番人気、11番人気、3番人気。
それ以前の4年は1~8番人気で別定戦という事もあってあまり大きくは荒れていなかった。
京都開催時、重賞初出走からの連対馬は「連勝してココへ挑戦」していた。
コースは替わっているが、勢いがあるなら初重賞でも通用してもいい。
昨年はニホンピロアワーズが5着(2番人気)だった「58キロ」が、別定戦だが昨年も含めて5年間勝てていない。
京都開催時は、3着(2番人気)と競走中止(12番人気)、3着(2番人気)、2着(1番人気)と8着(4番人気)、3着(5番人気)と14着(3番人気)。
今までは人気馬で上位があったが、阪神開催になって1回だが3着を外している。元々斤量で少し不利で勝てていなかったようだが、直線の坂が重い斤量に与える影響が大きい可能性も…。
近走は「2走以内に勝利」か「GⅠ含む2走はフェブラリーS6着か9着とJCD9着」。
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