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宝塚記念の傾向 2013
阪神2200mで行われるGⅠ「宝塚記念」。


JRAの上半期最後のGⅠ。ただ、開催時期もあって回避する馬も多く、盛り上がりに欠ける年も多い。開幕2週目で行われていたが、11年は2週+2週、12年は4週目に行われており、今年も4週目。ちなみに改修工事のあった06年は京都開催だった(一応、10年でも除いて考える)。


 宝塚記念の傾向 (過去5年の連対馬データを中心に) 2013


【実績】
最低連対ラインは「GⅡ以上勝利+重賞勝ち+重賞連対」。

ただGⅡが1戦のみだったナカヤマフェスタ以外の9頭には『GⅡ以上勝利+GⅢ以上勝利+GⅡ連対以上』があり、コレを中心に考えたい。

GⅠは…

「皐月賞8着、東京優駿4着、菊花賞12着」のナカヤマフェスタ、「GⅠ6戦宝塚記念4着、天皇賞(春)6着、皐月賞6着など」のサクラメガワンダー、「天皇賞(秋)8着入線14着降着」のエイシンデピュティ以外の6頭に「GⅠ勝利」があった。
3頭が「前哨戦勝利」、残り1頭は「半年以上の休み明け前哨戦3着」なので、状態が良ければ「1戦のみかGⅠ4着」でも通用する。


10年でみると「神戸新聞杯1着、東京優駿2着、大阪杯2着、神戸新聞杯3着など」のハーツクライ、「神戸新聞杯8着、日経新春杯1着、京都記念1着、天皇賞(春)3着」のシルクフェイマス、「GⅡ以上6戦して菊花賞1着、天皇賞(春)1着、神戸新聞杯6着や大阪杯7着」のヒシミラクルらがいる。

メンバー次第ではその辺りでも可能性はある。

GⅠも、前述のハーツクライの「東京優駿2着など」、シルクフェイマスの「天皇賞(春)3着のみ」、「宝塚記念2着」の03年時のツルマルボーイがいる。ある程度以上なら勝っていなくてもOKか…。02年時のツルマルボーイは「重賞6戦金鯱賞1着、中京記念1着など。GⅠ初出走」だったりする。


【距離】
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。

ただ、「2200m以上は初」のエイシンデピュティ以外には「2200m以上連対」があり、2400m以上が「東京優駿10着のみ」のサクラメガワンダー以外には『2400m以上勝利』があった。


10年では「2400m以上が東京優駿7着のみ、2200m勝利」のアドマイヤムーン、「2200m以上が優駿牝馬2着とエリザベス女王杯5着のみ、2000m勝利」のスイープトウショウ、「東京優駿2着、2200m勝利」のハーツクライがいる。

02年には「2000m以上が皐月賞2着、東京優駿2着、菊花賞5着」のダンツフレームがいたりする。


【コース】
「阪神勝利」9頭、「初出走」1頭。

初出走のナカヤマフェスタは関西が菊花賞12着以来の2回目。急坂は中山で重賞2連対と適性はあった?


10年では「阪神2着」もいるので、勝利にこだわる必要は無い。02年のツルマルボーイは「阪神4戦して大阪杯5着、1600万3着など」なので、その辺りでもメンバー次第ではある。


【脚質】
「逃げ」1頭、「先行」4頭、「差し」5頭。

1000mの通過は58.4、58.7、60.0(稍重)、59.0、60.6(重)だが、ココ2年は4週目でそれ以外は2週目。
時計はある程度速くなるが、コースもあって前が粘れている。
差しもいるが、4コーナーで真ん中辺りまで上がってきている馬も多いので、後ろからが良いわけではない。


【前哨戦】
「天皇賞(春)」3頭、「金鯱賞(旧)」3頭、「ヴィクトリアマイル」2頭、「クイーンエリザベスC」1頭、「メトロポリタンS」1頭。

着順は「下手打った」オルフェ―ヴルの11着以外は「3着以内」。細かくは「GⅠ3着、GⅡ勝利、OP勝ち」

10年では「安田記念」辺りが増えるが、「天皇賞(春)5着」のハーツクライ、前述のオルフェーヴル以外は「3着以内」。厳密にみると「GⅠ3着、GⅡ連対、OP勝ち」となる。


【その他】
上位人気は1番人気は4連対、2番人気2連対、3番人気1連対と7割を占める。

残りは5、6、8番人気。
1番人気で連を外したのはディープスカイだが、3着なのである程度格好はつける。

5年増やすと1番人気は2連対、2番人気1連対、3番人気1連対で、残りは4、6(2連対)、8、11番人気。
1番人気は「3歳牝馬で雨」もあったウオッカ、「逃げられなかった」タップダンスシチー、「有馬記念1着以来の休み明け」のシンボリクリスエスが人気を裏切っている。



「上がり3ハロン3番手以内」が9頭、5年延ばすと7頭増える。

先行も多いが、それでも良い脚を使っており、早めに仕掛けても脚が使えるタイプがいい。



5年で「阪神重賞連対」が8頭で、残りが「初出走」と「阪神重賞が宝塚記念3着のみ」。
10年トータルでも15頭が「阪神重賞連対」なので、連がある馬は相性が良い。



印象としては「状態が良ければ、そこそこの実績でも勝てるレース」。
「出来」と「展開」で決まる事が多いので、1番人気が勝ちにくいと考える。

出走メンバー次第だが、少し実績で劣るタイプを狙うのも一つか…。


5年で3連対の「8番」、2連対の「9番」、昨年の7番と、真ん中辺りと相性がいい。
残りは2連対の「2番」と「11番」と「17番」。外が内が悪いわけではないが…。



by a_doctrinaire | 2013-06-18 02:14 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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