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デイリー杯2歳Sの傾向 2013
京都1600mで行われる2歳GⅡ「デイリー杯2歳ステークス」。


11年までは京都2週目だったが、昨年から開幕週の初日に。脚質やローテーションなどで微妙でも違いがでてくる可能性はあるかと…。


 デイリー杯2歳Sの傾向 (過去5年の連対馬データを中心に) 2013


<実績>
最低連対ラインは2歳戦ではお馴染みの「未勝利勝ち」。

該当するのは5頭。ただ、いずれも「2戦目に初勝利」と勝ち上がりに時間がかかる馬はいなかった。細かく見ると「未勝利勝ち直後」4頭と「未勝利勝ちの後、野路菊S5着」なので、上のクラスでそれなりにやれているのはプラス。

次点は「新馬勝ち直後」が2頭。残りは「OP勝ち」2頭と「重賞2着」1頭。実績馬や素質馬なども侮れない。


5年延ばしても「未勝利勝ち」が2頭で「2戦目に初勝利」と変わらない。細かく見ると「重賞連対」2頭、「OP勝ち」1頭で、「新馬勝ち直後」4頭、「未勝利勝ち直後」1頭で、残りは初勝利の後で「OP3着のみ」と「GⅢ6着のみ」なので、コチラも「OP以上5着くらい」で同じようになっている。



<距離>
全馬に共通するのは「1200m~1800m勝利」。

1200mまでだったのは「1200m新馬勝ち、小倉2歳S2着」のクラウンレガーロで1400m以上が初めて。
次点は「1400m」だがクラレントの「1400m新馬勝ちのみ」、次々点「1500m」は「1500m新馬勝ちのみ」のレーヴディソールと1600m以上への出走が無かった。

まずは、7頭が該当する「1600m以上勝利」がほしい。

ちなみに2歳世代最初の1600m重賞・新潟2歳Sとは違って「1600m以下に出走なし(1800m連対のみ)でも連対」しており、1400m以下連対からの数を考えても「1600m以上での結果」が結びつきやすいのかと。


5年延ばしても「1000m新馬勝ち、1200mOP3着、GⅢ2着」のローレルゲレイロと「1000m新馬、フェニックス賞と小倉2歳Sを3連勝」のメイショウボーラーが「1200m連対で1400m以上初」。次点「1400m」は「1400m新馬勝ちのみ」のライラプスとグレートジャーニーでコチラも「1500m以上初」。6頭は「1600m以上勝利」で、マルカシェンクの「2000m新馬勝ち」というのもある。


ただ、メンバー次第でで03年のように連対馬2頭ともが「1400m以下連対」という事もありそうだが…。



<コース>
「京都勝利」が1頭で、残りは「初出走」。

改修工事の影響もあって11年などには「京都開催」があったが、通常開催だと「2歳戦が始まって初めての京都開催」。しかも昨年以外は2週目に行われているので、連闘でない限りは出走は無い。昨年に引き続き開幕週開催なので、「京都連対」はまずいない。


単純に「初勝利」を見ても「阪神」4頭、「小倉」3頭、「札幌」2頭、「京都(中京改修時)」1頭。

コーナーが特にキツイワケでもなく、4コーナーでもあまりゴチャつかず、あまり難しいコースではないので、特にコースで気にする必要はないかも。


5年延ばしても06年に「京都新馬勝ち」のオースミダイドウ以外は「初出走」。「新潟新馬勝ち」のタケミカヅチと「函館新馬勝ち」のローレルゲレイロ以外は「阪神」か「小倉」で初勝利を上げている。



<脚質>
「逃げ」2頭、「先行」2頭、「差し」6頭。

1000mの通過は60.4、59.7(稍重)、59.0、58.8、57.9とペースは速くなる影響もあってか差しが決まる。

昨年は開幕週で前の2頭で決まっているが、逃げたクラウンレガーロのスローペースを嫌がって残り1200m辺りで後方から上がって行き、残り900m付近で先頭にたったテイエムイナズマでの結果なので、通常の逃げと先行と同じに考えない方がいいかも。


出走メンバーのレベル差があり、4コーナーでバラけやすく、頭数も少な目、さらに直線が長めと開幕2週目(昨年から開幕週)の割には後ろからでも届いている。しかし、速いペースで粘る馬もいるのを忘れないようにしたい。



<その他>
1番人気は5年で4連対。

昨年は「新馬勝ちのみ(上がり33.0)」のメイケイペガスターが11着に敗れている。前述のように「途中で後方の馬が逃げ馬に変わりそのまま押し切る」というレースだったので原因はコレと言いづらい。

新馬で「馬っけ」の影響があった「未勝利勝ち」のリディル以外は「新馬勝ち」か「OP勝ち」なので、理由がない限りは「実績」か「未知の魅力」がほしい。


2番人気は全滅(3着3回)。
4着以下の2頭は共に武豊騎手で「小倉1200m新馬勝ち、小倉2歳S2着」の5着マコトリヴァーサルと「阪神1800m新馬勝ち」の5着アラシヲヨブオトコ。ちょっと「鞍上人気」もあったかと。

3番人気は2連対(3着1回)。

残りは4番人気、5番人気2連対、6番人気1連対と頭数も12~13頭に落ち着く事もあり、あまり大きくは荒れない。


5年延ばしても04年のペールギュントの9番人気と07年のタケミカヅチの6番人気以外は3番人気以内だった。


当日の「上がり3ハロン3番手以内」は10年20頭中13頭。

近5年は7頭、前5年は6頭と半分以上は該当しており、切れる脚を持つ馬は1頭は入れたい。
ちなみに20頭中19頭が『連対時に上がり3ハロン2番手以内』なので、良い脚を見せている方がいい。



10年で連対馬の中で約半分を占める「前走OP以上出走組」だが、内容で2つに分かれる。

実際に結果を出している「OP以上連対」と、人気をして敗れた「OP1、2番人気で5着や6着」。
前者は力がある事が分かるので買いやすい。ただ、後者も2歳戦だけに少しのアクシデントで連を外した可能性があり、敗因などがハッキリしているなら巻き返す可能性がある。


10年で「新馬・未勝利勝ち直後」の11頭。

全馬に共通するのは「1400m以上勝利」だが、「1500m以下勝利の馬は新馬勝ち」で、「未勝利勝ちは1600~1800m勝ち」となっている。少しの差だが大きいのかも…。

1頭「阪神1600m新馬を2番手」のダイヤモンドヘッドが「上がり4番手」だったが、それ以外の10頭は「勝ち上がり時に上がり最速」。残り600mで他馬と違う脚を見せている馬が多い。


鞍上では10年で「小牧太」騎手が4連対、「武豊」騎手と「福永祐一」騎手が3連対、「池添謙一」騎手が2連対と複数連対している。
ある程度2歳馬を依頼されやすい騎手は決まっていたりするので、その辺りから狙ってみるのも一つか…。



by a_doctrinaire | 2013-10-01 00:12 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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