京都1200mで行われる古馬GⅢ「京阪杯」。
この条件になってからは8回目。05年までは1800m、96年以前は5月開催、96年は2200m、95年以前は2000mなど条件が違っていた。
京阪杯の傾向 (過去5年の連対馬データを中心に) 2013
<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。
該当するのは、OP以上が「OP7、9、15着、重賞は朝日杯FS16着、ファルコンS11着、アイビスSD4着」のハクサンムーン、「札幌2歳S3着、フェアリーS3着、フローラS11着、スワンS3着」のアドマイヤセプター、「OP3着2回、4、9着、重賞がCBC賞9着、函館SS8着、キーンランドC7着」のケイアイアストン。
次点は「OP勝ち」で「重賞初出走」のロードカナロアとウエスタンダンサー、「重賞6戦してNHKマイルC6着、セントウルS3着、京阪杯3着、阪神C4着など」のスプリングソング、「NHKマイルC5着とスワンS8着」のファリダット。
1600万勝ちかOP勝ちは「重賞は3戦以下か3着以内」。
残り3頭は「重賞連対」。
(残り2年は「1600万勝ちでOP出走なし、新潟2歳S13着、京成杯7着、共同通信杯6着」のアンバージャックと「重賞連対」3頭。)
<距離>
全馬に共通するのは「1200m以上勝利」。
1200m連対までは「NHKマイルC3着やスワンS5着」のグランプリエンゼル、「1400m2戦して5着と3着」のケイアイアストン、「1400mは2戦して1600万5着とOP5着」のプレミアムボックス、「1400m以上は1戦して1000万16着のみ」のウエスタンダンサー。
特に長い目で走れている方がいいわけではなさそう。
残り6頭には「1400m以上連対」があった。
ちなみに「最も短い距離が1400m勝ちで1200m初」のアドマイヤセプターとファリダットは距離短縮で連対している。
(2年延ばしても「1200m以上勝利」。1400m以上で「京成杯7着や共同通信杯6着」のあるアンバージャック以外は「1400m以上連対」があった。)
<コース>
「京都連対」6頭。
残りは「OP9着のみ」のハクサンムーン、「3戦してGⅡ3着」のアドマイヤセプター、「6戦して1600万3着やOP3着など」のケイアイアストン、「500万3着2回とGⅡ8着」のファリダット。
難しいコースではないと思うので、「3着か1戦」はセーフ。
(2年延ばしても「京都連対」4頭。)
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行」4頭、「差し」3頭、「追い込み」2頭。
600mの通過は34.3、34.6、33.9、33.1、34.2で、「逃げ」は昨年の34.3、45.7、57.0だった。
馬と展開次第か…。
(2年延長しても「逃げ」1頭、「先行」2頭、「差し」1頭。)
<その他>
人気は7年で…
1番人気は3連対、2番人気が1連対(3着3回)、3番人気が3連対。
残りは4番人気が3連対、7、10、13番人気が1連対ずつ。
年1頭は上位人気が来ており、「1~4番人気」が78%を占めているので、堅く収まる事もある。
3着も12、5、5、16、2、2、2番人気とほとんどが「2か5番人気」と人気サイドが多い。
ただ、二桁人気も絡む事があるので、配当が大きくなる可能性も残る。
7回中5回は「勝ち馬の方が2着馬よりも前で競馬」をしていた。
上がりも2着の方が速く、わずかに届いていないので、ペースや脚質も影響するが、ある程度前で競馬をしている方が有利か…。
京都も最終週という事もあって、パワーが必要なのか7年で「ダート連対」が7頭。
他は少し長い距離で結果が出ているので、スタミナ?からのプラスがあって、残りは530キロを超える馬体で対応できたのではないかと…。
今年は先週からCコースになったのがどうでるか。
近走は「2戦以内に1600万勝利かOP以上4着(グランプリエンゼル以外は3着)以内、或いは前走スワンS組は7着以上」。
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