阪神2000mで行われる3歳OP「若葉ステークス」。
重賞ではないですが、皐月賞のトライアルなのでチェックしておきます。2着までに優先出走権が与えらえる。
以前は中山で行われていたが、2000年から阪神に移った。移設当初は結びつきが薄くなったが、改修した影響ある?のかワールドエース、ヒルノダムール、トライアンフマーチ、ヴィクトリーなどが本番でも連対している。
若葉Sの傾向 (過去5年の連対馬データを中心に) 2014
<実績>
最低連対ラインは「未勝利勝ち」。
該当するのは奇しくも2頭とも「新馬2着、未勝利4着、1着」で、「未勝利勝ち直後」のダノンミルとトライアンフマーチ。ちなみに距離は違っている。
次点「500万勝ち」。「OP以上不出走」はレッドルーラーとペルーサ。「野路菊S3着、ホープフルS6着、弥生賞7着」のメイショウカドマツ、「ホープフルS4着のみ」のカフナ、「きさらぎ賞4着と京都2歳S4着」のベストメンバー。
残りは「OP勝ち」1頭と「重賞連対」2頭。
(5年延ばしても「新馬・未勝利勝ち」。「新馬5着、未勝利3着、3着、1着」のサンライズマックスと「新馬1着、きさらぎ賞3着」のハーツクライ。次点は「500万連対」で「ラジオNIKKEI杯6着、京成杯5着、すみれS3着」のダンツウィニング、「OP以上初」のキャプテンベガ、「ホープフルS3着ときさらぎ賞3着」のアドマイヤフジ。次々点は「OP以上連対」で、「OP連対」4頭と「重賞連対」1頭。)
<距離>
全馬に共通するのは「1600m以上連対」。
「デイリー杯2歳S2着、1800m以上がきさらぎ賞5着のみ」のクラウンレガーロと「1800m以上初」のトライアンフマーチ。
それ以外の8頭には『
2000m以上連対』があった。
(5年延ばすと「1800m以上連対」。2000m以上が「京成杯4着のみ」のスズカマンボ以外には「2000m以上連対」があった。)
<コース>
「阪神連対」4頭、「初出走」3頭。
残りは「野路菊S3着のみ」のメイショウカドマツ、「エリカ賞6着のみ」のカフナ、「ラジオNIKKEI杯4着のみ」のヒルノダムール。
3歳という事もあって、1戦程度はセーフのようで。
(5年延ばすと「阪神連対」3頭、「初出走」4頭。残りは「未勝利3着とアーリントンC4着」のノットアローン、「ラジオNIKKEI杯6着とすみれS3着」のダンツウィニング、「未勝利3着のみ」のサンライズマックス。)
<脚質>
「逃げ」1頭、「先行、マクリ差し」7頭、「差し」2頭。
1000mは60.8、63.0(稍重)、59.5、58.5、61.5で平均より遅い方が多い。4コーナーである程度の位置まで押し上げている馬が多い。
(5年延ばすと「逃げ」1頭、「先行」3頭、「差し」6頭。1000mは61.4、60.8、62.2(稍重)、60.1、60.6。以前は差しの方が多かった。)
<その他>
1番人気2連対、2番人気3連対(3着2回)、3番人気全滅(3着2回)。
残りは4、5、7、9、12番人気。
(5年延ばすと1番人気3連対(3着1回)、2番人気2連対(3着1回)、3番人気2連対(3着1回)。残りは4、5、8番人気。)
10年間で昨年だけが「上位人気が絡まず」だが、それ以外は1頭は上位人気が来ているので、その辺りは参考にしておきたい。
「上がり3ハロン3番手以内」は5年で8頭、10年で18頭。
以前は逃げや2番手でも「速い上がり」が求められた。11年と12年が該当しないので、絶対ではないが残り600mで良い脚が使えるタイプを選びたい。「連対時に上がり3番手以内」は欲しい。
ちなみに8割方が35.0~36.7であまり速い上がりには感じないだろうが。
10年間でペルーサ以外は「関西馬」。
出走自体が少ない事もあるが、東に移ったアネモネSと同じような事になっている。
ただ、本番で通用しているという辺りは違っている…。
権利は取れるがOPという事もあってか「実績馬」が少ない。
「OP勝ちや重賞連対」もいるが、「OP2~4着」や「重賞3着~5着」が中心で、「きさらぎ賞」や「京成杯」、「ホープフルS」や「ラジオNIKKEI杯」で後少しというのが多い。
反対に「共同通信杯上位」や「すみれS上位(ダンツウィニングがいるが)」は人気を集めて3着以下になっている事も…。
相性の良し悪しがあるかと。
…。