稍重発表ながらそれ以上という騎手からの情報があった宝塚記念は…
8番人気マリアライトは好スタート。仕掛けて先行勢の後ろに入って内の方へ1周目のゴール板は11番手で通過。向う正面でもその位置取りだったが、残り800mの手前から外を進出して、600mを切って大きなアクションで仕掛ける。4コーナーで外を上がってムチが3発入って、直線でも追いとムチを繰り返すも4番手。ムチの連打で残り200mを切ると1頭交わし、坂を上がった辺りから一気に差を詰めて交して、ゴール手前で先頭に立つ。後続を凌いで優勝。
1番人気ドゥラメンテは上に立ちあがったようなスタートで後手を踏む。「後ろでは…」と言っていたが、前に行けず後方に。14番手の中で1コーナーへ。残り1200mでは13番手、1000mを切って12番手と上がるも前に馬がいてそこから動けず。4コーナーで鞭を抜いて外に行こうとするもサトノクラウンが邪魔。前が抜けてから、ムチが入って追い出す。残り200mで7番手だったが、残り100mで4番手に上がって、一気に差を詰めていったが、ゴール前で2番手に上がって2着。
ただ、ゴール後に歩様に乱れがあって、騎手が下馬。左前脚の球節に腫れがあるとの情報で、凱旋門賞は断念するとの事。
2番人気キタサンブラックは好スタートから前へ。首を使って前の方へ行って先頭に立つ。1周目の残り200m手前で鞍上が外をチラッと見るがそのまま逃げる。1馬身ほどのリードで向う正面へ。稍重で1000mが59.1とかなり速いペースでの逃げ。直線に入ってリードを広げる。左ムチが入って、ムチと追いを繰り返し、右ムチが入って残り200m。残り100mを切って後続が一気に迫ってくると、ゴール前で2頭に交されて3着。
4着はラブリーデイ。5着はステファノス。3番人気アンビシャスは3番手追走も16着。
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予想は2着、9着、15着、16着。
敗因は…好きな馬を選んだ事。GⅠは特にそうなってしまうので、その辺りがマズかった…。本命と5番手と6番手での決着でした。
「状態が良ければ、そこそこの実績で『勝てる』レース」、「1番人気が10回で2頭しか勝てていない」、「人気薄はGⅠ以外の路線」、「牝馬も絡む」という傾向もあり、当てはまっていたマリアライト。「前が残るコース」でキタサンブラック。普通に考えれば予想に入れるべきでした…。
勝った蛯名正義騎手は「デキもよく、馬場も枠順も恵まれました…」と言っていましたが、3コーナー以降の仕掛けの巧さは見事だったかと。
追記…シュヴァルグランは前の馬が下がってきた時に捌けず。アンビシャスは精神面に課題。トーホウジャッカルは重い馬場が影響したようで。
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予想はしないと当てられない…。
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