小倉1200mで行われる2歳GⅢ「小倉2歳ステークス」。
以前は新潟2歳Sと同日開催だったが、12年からアチラが1週早まった。
小倉2歳Sの傾向 (過去10年の連対馬データから) 2016
<実績>
最低連対ラインは「新馬・未勝利勝ち」。
細かくは…
「新馬勝ち直後」8連対
「新馬2着、未勝利勝ち」5連対
「新馬5着、未勝利1着」1連対
「OP2着」1連対
「OP1着」5連対
<距離>
全馬に該当するのは「1000~1600m勝利」。
ただ、「1400mと1600mの2戦」のシュウジと「1600m2戦」のエピセアローム以外は『1000か1200m勝利』なので、コチラをメインに考えたい。
1400m勝ちや1600m勝ちは新潟2歳に向かう事が多い。
<コース>
「小倉勝利」17頭、「初出走(ダート除く)」3頭。
初出走は「中京2連勝」のシュウジ、「阪神2着、京都1着」のエピセアロームと「小倉ダート勝ちのみ」のダッシャーゴーゴー。
エピセアロームは中京改修時の京都連対で通常開催ではない。
まずは小倉組が多い。
<脚質>
「逃げ」2頭、「先行」12頭、「差し」6頭。
600mは33.5(稍重)、33.0、33.1(重)、32.7、33.4(稍重)、33.1、33.8、33.2、33.5、32.5。
ある程度後ろからでも通用しているが、ココ5、6年ほどで以前は先行が多かった。
<その他>
「人気」は1番人気5連対、2番人気5連対、3番人気2連対。
5番人気3連対、6番人気2連対で、残りは7、8、15番人気。
1~6番人気が多いが、たまに人気薄も絡む。
3着は6、2、3、7、12、9、4、1、1、4番人気。
上位人気になるのは「デビュー戦で0.5秒以上差をつけて勝利」や「未勝利戦を好タイム、或いは差をつけて勝利」。
ただ、連に絡む事もあるが、飛ぶことも多い。
キャリアも少ないので、アクシデントや力関係の把握が難しく、アテにし過ぎると危うい。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で14頭。
逃げや先行が該当しない場合もあるが、距離もあってか残り600mがいい方がお奨め。
全馬が「連対時に上がり3ハロン3番手以内」だった。
鞍上は10年で「和田竜二」騎手、「浜中俊」騎手の3勝がトップ。
「鮫島良太」騎手、「武豊」騎手、「幸英明」騎手が2連対が続く。
ある程度、小倉で乗れている騎手に依頼が集まる影響が出ているのかも…。
「性別」は「牡10:牝10」で五分。
1年延ばせば「牝馬」が増え、3年延ばせばまた「五分」。
この時期と距離を考えると、それほど大きな差はないと考えておきたい。
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