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富士Sの傾向 2016
東京1600mで行われるGⅢ「富士ステークス」。


ココ10年の平均配当が3連複で7万6007円、3連単が54万2308円と「荒れやすいレース」。配当が大きかった09年と10年を除いた8年でも3連複の平均が3万6250円ほどなので、『馬券の妙味』があるかと。

ただ、15年は久しぶりに堅めに収まった事もあり、16年の出走メンバーと頭数を見ても傾向が変わってくる可能性がある…。


今回は「3着に人気薄が絡む事が多い」ので、3着馬も連対馬の後に調べておきます。


 富士Sの傾向 (過去10年の連対馬と3着馬データから) 2016


<実績>
最低連対ラインは「1600万勝ち」。

該当するのは…

「OPは米子S9着のみ、関屋記念3着と京成杯AH4着」の07年時のマイケルバローズ


次点は「OP勝ち」。

重賞が…

「毎日杯3着、皐月賞5着、セントライト記念4着」のステファノス
「7戦して富士S3着、京都金杯5着、NHKマイルC6着など」の14年時のシャイニープリンス
「初出走」のダノンヨーヨー


残り16頭は「重賞連対」。


(3着も「1600万勝ち」。OP以上が「朝日CC6着のみ」のスズカフェニックス。次点は「OP連対」。NHKマイルC6着、ラジオNIKKEI賞5着」の13年時のシャイニープリンス、「東京新聞杯3着、鳴尾記念5着、朝日杯FS8着」のヒットジャッポット、「新潟大賞典6着、金鯱賞8着、新潟記念6着」のバトルバニヤン、「エプソムC5着のみ」のトウショウカレッジ。残り5頭は「重賞連対」。)



<距離>
連対馬に共通するのは「1600m以上勝利」。

ただ、1600mまでだったのは1800m以上が…

「スプリングS3着と皐月賞11着」のダノンプラチナ
「東スポ杯2歳S13着、弥生賞12着、東京優駿15着」のクラレント
「中山記念7着のみ」のリザーブカード
「1800m以上出走なし」の07年時のマイケルバローズ
「1800m以上出走なし(シリウスS(1700m時)3着)」の06年時のキネティクス

それ以外の15頭には「1800m以上連対」があった。直線が長い事もあって少し長めでやれているタイプが多い。

ちなみにマイル以下が「新馬1600m2着のみ」のエアシェイディ以外には「1600m勝ち」があった。


(3着は「1400m連対」。1600m以上が「NHKマイルC6着とラジオNIKKEI賞5着」の13年時の3歳シャイニープリンス。残りは「1600m以上勝利」。1800m以上が「1800m新馬9着、未勝利7着、皐月賞13着、ラジオNIKKEI賞8着」のガルボ、「1800m以上出走なし」の09年時のマイケルバローズ、「エプソムC5着のみ」のトウショウカレッジ以外は「1800m以上連対」。)



<コース>
「東京連対」16頭、「初出走」1頭。

残りは…

「東スポ杯2歳S13着、NHKマイルC3着、東京優駿15着」のクラレント
「1000万3着のみ」のダノンヨーヨー
「東京優駿4着、毎日王冠4着、富士S13着、東京新聞杯11着」のマルカシェンク

左回りは得手不得手があるので、3~4着くらいは走れている方がいい。


(3着は「東京連対」6頭、「初出走」1頭。残りは「NHKマイルC4着、富士S6着、OP7着」のレッドアリオン、「東スポ杯2歳S4着、NHKマイルC6着」のマイネルラクリマ、「エプソムC5着のみ」のトウショウカレッジ。コチラも重賞掲示板(5着)程度ならセーフ。)



<脚質>
「先行」8頭、「差し」10頭、「追い込み」2頭。

1000mは59.0、59.4、59.7、57.6、59.6(不良)、58.3、58.3、57.9、58.2、59.7で速くなる事も多い。
直線も長いが、ペースの割に3週目でも意外と前が残る。

(3着は「先行」5頭、「差し」3頭、「追い込み」2頭。)



<その他>
「人気」は1番人気2連対、2番人気3連対、3番人気1連対と苦戦中。

4番人気2連対、5番人気2連対、6番人気2連対で、残りは7、9、11、12、14、16番人気。
「1~6番人気」はそれほど違いがなく、二桁人気も絡んで堅くはない。

3着は3、5、14、14、5、13、15、7、8、1番人気とコチラも二桁人気が多い。



上位人気で4着以下だったのは

「東京GⅠ4着以内」
「東京1600mGⅢ連対」
「マイルCS3着」
「前年の勝ち馬」
「東京OP以上勝ちの3歳」
「前走勝利」

など。人気を集める要素が多々あった。

対して「休み明け」「一叩きした前走が微妙」「前走好走もコース違い」「脚質」など、怪しい部分も見受けられた。
東京1600mは「実績」や「近走」などが結果に繋がらない事も多く、判断が難しい事は憶えておきたい。



「上がり3ハロン3番手以内」は10年で連対馬は13頭。

差し馬の割合が多いが該当していない馬が多く、かなり後方で待っていては危い。
「中団あたりから最速が使える」なら問題ないだろうが、脚を溜めるだけでは厳しいか。

3着も10年で5頭。4頭が「最速」で連に届いておらず、内2頭は2着馬と同じ最速タイ。
上がりだけ速くても「連」は難しい。



10年で鞍上は「田中勝春」騎手の3連対がトップ。

「戸崎圭太」騎手と「柴山雄一」騎手の2連対が続き、「岩田康誠」騎手、「勝浦正樹」騎手らの1連対+3着1回、「松岡正海」騎手の3着2回が追う。
少し延ばすと「武豊」騎手や「蛯名正義」騎手、「横山典弘」騎手の名も上がってくるが、若手が絡む事も多く、騎手だけで買うのは難しいかも。



「年齢」は10年で…

「3歳」5頭(3着3回)
「4歳」5頭(3着3回)
「5歳」6頭(3着3回)
「6歳」3頭
「7歳」1頭
「8歳」0頭(3着1回)

5歳が1頭抜けているが3~5歳が中心。高齢馬も絡む事がある。

「上位人気で4着以下」に敗れた馬は「3歳」6頭、「4歳」2頭、「5歳」7頭、「6歳」5頭、「7歳」1頭なので、信頼?しやすいのは「4歳」で、「3歳」や「5歳」「6歳」は見極めが大事になりそう。



「7月以前の休み明け」は20頭中7頭。

秋のGⅠ前の前哨戦と比べるとハッキリしておらず、この辺りも予想の難しさに繋がっているのかと。

「一叩き」も5頭なので、8頭が「2叩きか使われてきた馬」が最も多い。
(3着は「休み明け」は2頭、「一叩き」5頭。使われてきたのは3頭。)


人気の要素にもなる「東京1600mGⅠ」実績は10年で1~3着馬は…

「東京1600mGⅠ4着以内」4頭
「東京1600mGⅠ5着以下」10頭
「東京1600mGⅠ出走無し」16頭


対して「上位人気で4着以下」は…

「東京1600mGⅠ4着以内」10頭
「東京1600mGⅠ5着以下」2頭
「東京1600mGⅠ出走無し」9頭


全く買わない事も出来ないが、積極的に買うのも危うい。




by a_doctrinaire | 2016-10-20 00:09 | 競馬(傾向) | Trackback | Comments(0)
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