ジャパンカップ3着の傾向 (過去10年の3着馬データから) 2016
【実績】
最低連対ラインは「GⅠ勝ち」。
ただ、該当するのは…
「共同通信杯3着、毎日杯3着、東京優駿14着、毎日王冠3着、天皇賞(秋)1着」のスピルバーグ
11年前にデルタブルースがおり、丁度きれるタイミングで入っており、この辺りがラインか。
次点は「GⅠ勝ち+GⅡ以上連対+重賞連対」。
該当するのが…
「ラジオNIKKEI杯1着、弥生賞1着、皐月賞1着、東京優駿3着、ニエル賞4着、凱旋門賞7着」の3歳ヴィクトワールピサ
残り8頭には「GⅠ勝ち+GⅡ以上3連対以上」。
6頭には「GⅠ勝ち+GⅠ連対+GⅡ以上3連対+重賞連対以上」があってレベルが高い。
連対馬よりも高い実績が多い。
【距離】
全馬に共通するのは「2000m以上勝利」。
2000mまでなのは2200m以上が…
「東京優駿14着のみ」のスピルバーグ
「東京優駿3着、ニエル賞4着、凱旋門賞7着」の3歳ヴィクトワールピサ
残り8頭は「2400m以上連対」。
ただ、2400m以上が「優駿牝馬2着のみ」の3歳レッドディザイア以外には「2400m以上勝利」。
【コース】
「東京連対」8頭。
残りは…
「東京優駿3着のみ」のヴィクトワールピサ
「ジャパンカップ5着のみ」の海外馬ウィジャボード
【脚質】
「先行」4頭、「差し」6頭。
連対馬は先行勢と差し・追い込みが半分ずつぐらいなので、少し後ろが多めか…。
【前哨戦】
「天皇賞(秋)1、1、11、3、9、1着」6頭、「凱旋門賞7着」1頭、「秋華賞1着」1頭、「菊花賞1着」1頭、「BCフィリー&メアターフ1着」1頭。
連対馬とほとんど同じ。着順に幅があるくらいだが、大きく崩れたのは「凱旋門賞から」と「春競馬に出走せず、叩き3走目の7歳馬」で、後は3着以内。
【その他】
人気は10年で1、6、11、2、14、8、6、2、1、3番人気。
連対馬の「1~9番人気」や「5番人気以内の多さ」を考えるとやや荒れる気配はある。
ただ、二桁人気が絡んだ年は出走メンバーの手薄感が否めない。メンバーが怪しいなら高配当をココで狙うのもひとつか…。
「上がり3ハロン3番手以内」は10年で6頭。
連対馬同様に該当しない馬がチラホラだが、「34.1~34.4」と速い事に違いはない。
ただ、先行馬で該当している馬がおらず、「力不足で3着」の感も。差し馬はみな該当しているが「上がり2番手」が多く、「上がりで負けている」や「上がりは速かったが3着」という印象か…。
海外騎手は10頭中4頭(うち1頭は海外馬)。
連対馬同様に半分近くが該当しており、ココでも軽視できない。
ちなみに鞍上では「四位洋文」騎手の2回が複数3着で、他は「岩田康誠」騎手や「武豊」騎手など連対馬に名前のある騎手がみられる。
海外馬は10年で3着は「ウィジャボード」の1回。
3着以内は30頭中1頭という事になる。
年齢は…
「3歳」2頭、「5歳」4頭、「4歳」2頭、「7歳」2頭。
連対馬と比べると4歳の比率が下がるが、3着が多い方がいいワケではないかと。
「7歳」は出走メンバー的に微妙な年だったので、諸手を挙げて歓迎できない。
「3歳東京2400mGⅠ連対」は10年で10頭中3頭。
連対馬と比べると少し低めだが、「東京2400mGⅠ5着以内」だと8頭が該当。
残りは「東京優駿7着」のラブリーデイと「東京優駿14着で、その後長期離脱」のスピルバーグ。
7頭が「東京重賞連対」。
残りは…
「東京優駿3着のみ」「東京優駿5着のみ」「JC5着のみ」
で「東京GⅠ5着以内1戦だけ」と、連対馬同様に走れている方がいい。
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